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2007/10/12Motorsport

アウディ、プチ・ルマンで今季8 度目の優勝

【第 11 戦:ロードアトランタ】

• アウディ R10 TDI がロードアトランタで総合優勝
• その圧倒的勝利により、カペロ/マクニッシュ組がドライバータイトルを獲得
• ルーカス・ルールが素晴らしいパフォーマンスを発揮

ロードアトランタ(アメリカ・ジョージア州)で行われた“プチ・ルマン”1000マイルレースにて、リナルド・カペロ(イタリア)/アラン・マクニッシュ(スコットランド)組が優勝し、アウディR10 TDIは、セブリング12時間とルマン24時間に続き、ルマン・スポーツカーによる3つ目のメジャータイトルを制しました。革新的ディーゼルスポーツカーを擁するアウディは、セブリング、ルマン、ロードアトランタと続く短期間に、圧倒的勝利を重ね続けてきました。

レースは始めから終わりまで、チームアウディスポーツ ノースアメリカの2台のアウディR10 TDIが、アメリカン・ルマン・シリーズの歴史に残るほどの熱戦を繰り広げ、観客の目を釘付けにしました。9時間19分の死闘の末、カペロ/マクニッシュ組は2番手のLM P2ポルシェとわずか0.923秒差の接戦でゴールしました。

合計9回に及んだコーション・ピリオドの度に、アウディのドライバー達は、それまで築き挙げたアドバンテージを手放さざるを得ませんでした。そればかりでなく、約3時間が経過した時点で2台のR10 TDIがほぼ同時に、それぞれ別のクラッシュに見舞われてしまいます。アラン・マクニッシュは、第1コーナーで目の前のクルマ3台がスピンするアクシデントに巻き込まれました。彼がマシンのノーズ部分の交換にピットインしている間に、マルコ・ヴェルナーも、GT1カーに衝突されてコースアウトを喫するという不運に見舞われました。このトラブルの修復におよそ1時間を要したため、アウディR10 TDI #2は、優勝争いから離脱しました。

アウディR10 TDI #1は、この他にスローパンクチャーによる予定外のピットインも余儀なくされましたが、レース終了の19分前、リナルド・カペロがその時トップを走っていたLM P2ポルシェを抜き去り、残り15周に渡ってポジションを維持して優勝しました。これによりアウディは、重量がより軽くて有利なLM P2クラスの連勝を8回でストップさせることに成功しました。

LM P1クラスでの今季8勝目をうけ、リナルド・カペロとアラン・マクニッシュは、アメリカン・ルマン・シリーズのドライバーズチャンピオンの防衛に成功しました。一方、アウディならびにアウディスポーツ ノースアメリカはすでに早い段階で、マニュファクチャラーズとチームのタイトルを獲得しています。

ルーカス・ルールの素晴らしいパフォーマンスも、ロードアトランタに映えていました。彼は、木曜日のアクシデントによる脳震盪によってオフィシャルドクターからレースへの出場を禁じられたエマニュエル・ピロに替わって、レースに出場することになりました。

ルールはアウディR10 TDIを試走する機会もなく、後方のポジションからレースに臨みました。しかし、わずか数周後には非常に良いリズムを掴み、2位のポジションでマルコ・ヴェルナーにハンドルを渡します。その後のスティントでも、彼はチームメイトと同等のペースでの走行をみせました。

【アウディドライバー/アウディチーム首脳のコメント】

Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
大変な僅差でのゴールだった!今回のレースは、我々アウディにとってだけでなく、観客にとっても、紛れもなく素晴らしいレースだった。数多くの障害に立ちはだかられたものの、最後には我々は勝利した。それがすべてだ。連勝記録を維持出来たことに誇りを持つと同時に、リナルド(カペロ)とアラン(マクニッシュ)の優勝とドライバーズタイトル獲得を祝福したい。アクシデントのせいとは言え、2号車が、本来いるべき位置にいないのは残念だが、それもレースだと合点している。

リナルド・カペロ (アウディR10 TDI #1)
年間チャンピオン獲得を、自身の4回目のプチ・ルマン優勝によって飾れたことは、とても感慨深い。アラン(マクニッシュ)と私は、アウディと共にこの場所で得た成功を、いつまでも忘れないと思う。今回の優勝により、アランと私は2年連続でのドライバーズチャンピオンを獲得したわけだが、今回のレースで勝てた喜びの方をより強く感じている。より軽くて素晴らしく速いポルシェに勝ったということは、アウディにとって素晴らしいことだ。ポルシェを抜くかどうかという状況の中、私はプレッシャーに打ち勝てることを示さなければならなかった。致命的なミスも起こり得た。実はゴール4周前に遅いクルマに接触してしまい、優勝を逃したと思った。しかし、アウディの速さは依然強
く、私を優勝に導いてくれた。

アラン・マクニッシュ (アウディR10 TDI #1)
我々の前に立ちはだかる障害や困難を打ち破って手にした今回の優勝を、本当に喜んでいる。ドライバーズチャンピオンも獲得できた。プチ・ルマンは、クルマやドライバーだけでなくチーム全員にとってとても長いレースなので、それぞれが重要な役割を果たしたことで今回の優勝を得られたのだと思う。我々は、2度の予定外のピットインを強いられた。リナルド(カペロ)と私は、7時間を経過した時点で2位のポルシェに1ラップのリードを得ていたが、フルコースコーションが発せられたために、ポルシェは我々の真後ろに迫ってしまった。それも耐久レースというものだ。それでもアウディは素晴らしいパフォーマンスを発揮し続け、リナルドと私に、これ以上ない状況でのチャン
ピオン獲得をもたらしてくれた。

デイブ・マラジ (アウディスポーツ ノースアメリカ チームディレクター)
このプチ・ルマンでアウディの連勝記録を維持出来たことは素晴らしく、このレースは長く私の記憶にとどまることだろう。今回のレースは、まさに信じ難いものだった。ここ数レースの間、我々は勝利から見放されているようにも見えていたものの、今回やっと勝ち取ることができた。アウディおよびアウディスポーツ ノースアメリカは既に、マニュファクチャラーズとチームタイトルは獲得しており、ドライバーズチャンピオン獲得に向けてのリナルドとアランの壮絶なバトルも素晴らしい結果となった。2号車については、まさに悪運が重なり決勝だけでなく予選でも残念な結果となったが、両車のクルーは共に大変な努力をはらってくれ、賞賛に値するものだ。これこそが、チームワークだろう。

【ALMS 第11 戦 ロードアトランタ結果】

1. カペロ/マクニッシュ (アウディR10 TDI) 394ラップ 9時間18分58.275秒
2. デュマ/ベルンハルト/ロング (ポルシェ) +0.923秒
3. ダイソン/スミス (ポルシェ) -8ラップ
4. ミュッケ/ワッツ/チャロウズ (ザイテック) -11ラップ
5. キャンベル-ウォルター/プリマ/タンソー (クリエーション-ジャッド) -17ラップ
6. ワレス/ライツィンガー/ラリー (ポルシェ) -22ラップ
7. マーセン/ブリスコー/コラール (ポルシェ) -24ラップ
8. ブラバム/ヨハンソン/ケール (アキュラ/ホンダ) -29ラップ
9. ベレッタ/ギャビン/パピス (シボレー) -30ラップ
10. フォン-オーバービーク/ベルクマイスター/リープ (ポルシェ) -41ラップ
・・・
17. ルール/ヴェルナー (アウディR10 TDI) -64ラップ (LM P1クラス4位)

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