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2008/07/01Company

アウディジャパン、歴史的な2台のモデル 「DKW Slaby-Beringer」、「NSU TTS Gruppe 2」を公開

アウディ ジャパン株式会社(代表取締役社長:ドミニクベッシュ、本社:東京都世田谷区)は、東京都渋谷区の表参道エリアに位置するアウディのブランドショールームAudi Forum Tokyo(アウディフォーラム東京)において、1924年型「DKW Slaby-Beringer」および1967年に開発されたレーシングカー「NSU TTS Gruppe 2」を現在、一般公開しています。展示は12月末までの予定です。

今回展示する2つの車両は、多様な側面を持つアウディの歴史を語る上で重要なDKW社、NSU社が開発したユニークなモデルです。

アウディのフォーリングスのエンブレムは1932年に4社の自動車メーカーが合同で設立したアウトウニオンAGの結束を表しています。DKWはそのうちの1社です。1924年型DKW Slaby-Beringerは、当時電気自動車を製造していたSlaby-Beringer社の車体に、DKW製のガソリンエンジンを搭載したモデルです。Slaby-Beringer社は、第一次世界大戦後に設立され、当時、日獨電氣自動車商会を通じて多くの電気自動車をタクシー用として日本に輸出していました。日本での販売が大きな割合を占めていた同社は、後の関東大震災の影響によって経営危機に陥り、1924年にDKWが同社を吸収合併しました。今回展示する車両はアウディと日本の80年にもおよぶ関係を象徴する歴史的モデルです。

NSU社は1873年に編機のメーカーとして設立されました。1901年にオートバイの製造を開始、1906年には自動車の製造を開始しました。1956年に自動車の生産を再開し、ロータリーエンジンを搭載したヴァンケルスパイダー、Ro 80を生み出しました。その後、1969年にアウトウニオンと合併し、アウディNSUアウトウニオンAGとして再出発を果たしました。
NSUは1961年にNSU Prinz 4(600cc)を発表。 このモデルは1964年にNSU Prinz 1000に発展、1967年にはスポーツモデルとしてNSU TTと、さらにパワフルなNSU TTSへと進化し、数多くのツーリングカーレース、ジムカーナ、ヒルクライムで活躍しました。

「DKW Slaby-Beringer」 概要



製造年 :1924年
生産台数 :266台
エンジン :1気筒ガソリンエンジン総排気量 :170cc 最大出力 :3ps 最高速度 :45km/h
寸 法 :全長 2,870mm
全幅 1,060mm 全高 1,280mm
車体重量 :175kg

「NSU TTS Gruppe 2」 概要

エンジン :ツインスパーク 4気筒空冷ガソリンエンジン総排気量 :1285cc
(クーゲルフィッシャーインジェクション)
最大出力 :147ps/8,500rpm 最高速度 :150-200km/h
寸 法 :全長 3,793mm
全幅 1,550mm 全高 1,364mm
車体重量 :720kg
プロデュース:Classic Motors Schneider Bleckhausen
オーナー :Wolfgang Schneider

※写真は、Audi Japan Press Center (http://www.audi.co.jp/audi/jp/jp2/press_center.html)よりダウンロードが可能です。 Audi Japan Press CenterへはIDならびにパスワードが必要となります。

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