● アウディ スペースフレーム テクノロジーが卓越した評価を受ける
● 欧州特許庁がアウディの軽量アルミニウムデザインを賞賛
● アウディの軽量化コンセプトにより燃費の向上を実現
ネッカーズルム/リュブリャナ発: アウディAGは、「2008年のEuropean Inventor of the Year(EU発明家大賞)」を受賞しました。この賞は、欧州特許庁がヨーロッパの経済成長と競争力に重要な貢献をする発明を行った会社に対し、その栄誉を称えるものです。今回の受賞は、アウディスペース フレーム(ASF)テクノロジーの発明が評価されたことによるものです。
欧州委員会の副委員長、ギュンター・フェアホイゲン氏は受賞者を称え、次のようにコメントしています。「"European Inventor of the Year 2008"は、真の革新を支援しています。」今回で3度目となるこの賞は、ヨーロッパのイメージを「革新大陸」として広めることをその目的としています。
「この賞は、自動車産業にとって非常に重要な分野である軽量アルミニウム技術において、我々がリードしていることを示す証となります」と、アウディAG取締役会会長のルパート・シュタートラー氏は述べています。「製造業」カテゴリーの審査において、アウディのASFテクノロジーは競合他社の特許を抑え、この栄誉を勝ち取りました。
アルミニウム軽量デザインセンター長であるハインリッヒ・ティムならびにASFコンセプト協同開発者のノルベルト・エニングの2名が、リュブリャナにおいてこの発明賞を受け取りました。「アウディスペース フレーム テクノロジーにより、アウディは軽量自動車デザインにおける新たな次元を切り開きました」と、ティムは語っています。アウディスペースフレームは、自動車ボディにおいてスチールボディよりさらに強靭で安全なだけでなく、圧倒的な軽さをもたらします。「このことこそが、燃費とCO2の排出を抑制するために最も重要なのです」と、エニングは述べています。
アウディ スペースフレーム(ASF) - 決定的なアドバンテージを持つ軽量アルミニウム構造
アウディスペースフレームは1993年のフランクフルト国際モーターショーにおいて、アウディA8のボディにはじめて採用され、その姿を世界に公開しました。ASFとは高強度アルミニウムフレーム構造体で、この構造体にパネルが一体化され、高い耐荷重性能をもたらします。アウディスペースフレームは押し出し材と鋳造接続部が組み合わされた複雑な構造から成っています。これらが車両ボディの中で一体となって強靭な剛性を生み出し、並外れた衝突安全性をもたらします。またASFデザインは飛躍的な軽量化を実現。ハンドリングを改善し、燃費を向上させます。アウディA8、アウディTTクーペ、TTロードスター、アウディR8、さらに、アウディグループ傘下のランボルギーニガヤルドに至るまで、これら全モデルにアウディスペース フレーム テクノロジーが採用されています。
ノルベルト・エニング: アウディ スペースフレーム共同開発者
51歳のノルベルト・エニングは、アウディ従業員の中でも特にすぐれた開発能力の持ち主の一人です。エニングと彼のチームは80年代初頭、ハインリッヒ・ティムのリーダーシップの下でASFテクノロジーの開発を進めました。「ASF技術を取り入れたアウディA8のボディは、ラグジュアリークラスの中では最も軽いものの一つです」と、エニングは述べています。1982年にアウディ入社以来、機械工学士である彼はASFデザインに関連した数々の考案に加え、歩行者保護、インテリアといった分野でもすぐれた発明をしています。
現在エニングは車両コンセプトの開発準備部門に所属しています。