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2008/04/09Motorsport

アウディ、欧州ルマン・シリーズのデビュー戦で表彰台を獲得

【第1戦:バルセロナ】
●プレマ/ロッケンフェラー組がバルセロナで総合2位を獲得
●カペロ/マクニッシュ組は、オルタネータベルトのトラブルにより優勝のチャンスを逸す
●アウディスポーツ チームヨーストは、参加した2台ともにポイントを獲得

セント ピーターズバーグ(アメリカン・ルマン・シリーズ)での優勝から24時間が経たぬ間に、アウディR10 TDIはまたもや表彰台を獲得しました。アレクサンドレ・プレマ(26歳)とマイク・ロッケンフェラー(24歳)のアウディ若手ドライバー達は、アウディスポーツ チームヨーストにとって欧州ルマン・シリーズでのデビュー戦となるバルセロナ(スペイン)で行われた1000kmレースで、その完璧なドライビングによって2位を獲得しました。

春の陽気の中、バルセロナ郊外に位置するカタルーニャサーキットに集まった観客は世界最速のスポーツカーによる激しい鍔迫り合いに魅せられました。アウディR10 TDIを駆るアラン・マクニッシュはレースから1時間経った時点で、フロントローからスタートしたプジョー908プロトタイプを抜き去りトップに立つとその後1時間ほどトップを走行していましたが、左リアタイヤのパンクとオルタネータベルトのトラブルで、短時間に2度の予定外のピットインを余儀なくされます。これでマクニッシュとチームメイトのリナルド・カペロは6周の遅れを喫し、18番手に順位を落としてしまいました。しかし、その後の残り4時間の間に猛烈なプッシュを続けて5番手まで順位をあげ、ドライバーズポイントで貴重な4ポイントを獲得しました。

アレクサンドレ・プレマとマイク・ロッケンフェラー組のアウディR10 TDIは、技術的な問題もなく順調に周回を重ねました。予選6番手からスタートした彼らは、他のマシンで混雑するコース上で不必要なリスクを冒さぬよう、慎重に順位を上げ、コンスタントなラップタイムとアウディスポーツ チームヨーストの完璧なピットワークにより、一時はトップも走行しました。最終的には、残念ながらマルク・ジェネ/ニコラス・ミナシアン組のプジョー908から優勝を奪うことは出来ませんでした。

次の欧州ルマンシリーズは、わずか3週間後の4月27日にイタリアのモンツァで開催されます。

【アウディドライバー/アウディチーム首脳のコメント】

Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
新しく参加するレースシリーズの開幕戦で2位という成績を納めたことは、決して悪い結果ではない。我々のマシンは今週末、残念ながら十分なスピードと信頼性を確保出来ていなかった。今日のレースは、例え1000kmレースであっても、ミスを犯す猶予はないということを証明した。我々は今後も、この教訓を忘れずに作業を続けるつもりだ。マイク・ロッケンフェラーとアレクサンドレ・プレマの若手コンビが優秀な成績をあげたことは素晴らしいことだ。彼らは込み合ったコース上で常に冷静な判断でマシンをコントロールし続けた。リナルド・カペロとアラン・マクニッシュがテクニカルトラブルによって優勝のチャンスを逃してしまったことは、本当に残念だ。

アレクサンドレ・プレマ (アウディR10 TDI #2)
最初の欧州ルマンでのレースの結果にとても満足している。このレースは、実質僕にとって初めての耐久レースだった。アウディR10 TDIで2位になれたことは非常に忘れがたい経験だ。決して、楽なレースではなかった。僕らは目まぐるしく変わる状況の中から、数多くのことを学んだと思う。特に僕にとっては、混雑した状態でのレース経験が初めてだったので、非常に勉強になった。とにかく、相棒の“ロッキー”と共に8ポイントを獲得出来たことが嬉しい。今週末の、アウディとヨーストのすべての仕事に感謝している。

マイク・ロッケンフェラー (アウディR10 TDI #2)
アレックス(プレマ)と僕は、今回の2位という結果には満足している。今日の僕たちは、これ以上順位を上げることは出来なかったと思う。僕らにとって重要だったのは、レースを完走することだった。今回のレースはアレックスにとって初めての耐久レースであり、彼は完璧な仕事をした。これからも僕らはこの調子でいくつもりだ。次戦のモンツァにも、より自信と確信を持って臨める。モンツァでは今日よりもっと速く走れると思う。しかし、チャンピオンシップを獲得する為に必要なのは、すべてのレースで勝つことではなく、全レースで確実により多くのポイントを獲得することだ。今日の僕らがやり遂げたように。

ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ チームヨースト、テクニカルディレクター)
アレックスとロッキーの活躍に大満足している。アレックスにとっては、スポーツカーレースでの経験を重ねるチャンスが巡り、彼は素晴らしい仕事をした。彼は、一切のミスをせずに非常に速く走り続け、なにより多くのことを学んだ。一方のロッキーもまた素晴らしかった。彼らが成長著しいドライバーであることを確信した。レース序盤の1号車によるスリリングなバトルにはとても興奮した。アランの走りは世界チャンピオン級のものだった。オルタネータベルトのトラブルは、本当に残念でならない。このようなトラブルは起こってはならないものだ。彼らのレースを台無しにしてしまったこのトラブルの原因は、必ず突き止めなければならないと思っている。トラブルに見舞われながらも5位でゴールしたことは、本当に素晴らしいと思う。ライバルのプジョーに勝てたかどうかについては言及できない、言えるのは大変な接戦にはなっただろうということだ。

【ELMS第1戦 バルセロナ結果】

1. ジェネ/ミナシアン(プジョー) 215ラップ 5時間59分30.812秒
2. プレマ /ロッケンフェラー(アウディR10 TDI) -1ラップ
3. ミュッケ/チャロウズ(ローラ/アストンマーチン) -3ラップ
4. ブイヨン/コラール(ペスカローロ/ジャッド) -5ラップ
5. カペロ/マクニッシュ(アウディR10 TDI) -6ラップ
6. ファン・マークスタイン/フェルスタッペン(ポルシェ) -7ラップ
7. プリマ /タンソー(ペスカローロ/ジャッド) -7ラップ
8. ポンピドゥー/ベリッチ/ザッキア(ローラ/ジャッド) -8ラップ
9. エルガード/ニールセン(ポルシェ) -11ラップ
10. バルボサ/イクス/ショート(ペスカローロ/ジャッド) -11ラップ

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