close

2009/10/13Motorsport

ティモ・シャイダー、年間チャンピオン最有力候補の位置を守る

【第9戦:ディジョン(フランス)】
● DTM初開催のディジョン大会で、予選16番手スタートから6位入賞
● 最終戦ホッケンハイム大会を前に、7ポイントのリード
● タイヤのパンクにより、今回優勝を逃す

鮮烈なDTM初開催となったディジョン(フランス)戦で、アウディのティモ・シャイダーは常に冷静なレース運びを見せて6位でゴールし、貴重な3ポイントを獲得しました。シャイダーはゲイリー・パフェット(メルセデス)に対して7ポイントのリードを保ち、10月25日に行われるホッケンハイムでの最終戦に臨みます。

現時点で獲得トータルポイントは、昨年彼が初めてDTMチャンピオンになった時獲得したポイントに比べて5ポイントも多く、余裕を持って戦える状況と言えます。最終戦でたとえゲイリー・パフェットが優勝したとしても、5位以内になればチャンピオンを獲得することになります。

2万6000人(週末合計)の観客が素晴らしい走りに魅了されたディジョンのコースは、常にハイスピード走行が繰り広げられる魅力的なレイアウトである反面、タイヤにとって非常に厳しい条件となります。多くのドライバーはタイヤトラブル発生のリスクを減らすために、最終ラップで走行ペースを極端に落とす必要に迫られ、トップ12台がわずか6秒差にひしめき合ってゴールしました。

DTM初開催の地でもっとも長く先頭を走っていたのは、マティアス・エクストロームが駆るレッドブルアウディA4 DTMでした。彼は予選4番手からスタートした後、アウディスポーツ チームアプトスポーツラインの巧みな戦略によって22周目にトップに立ちました。彼はそれ以降、ディジョンでは特にシビアなストレスを受ける左リアタイヤをセーブしながら、同時にゲイリー・パフェットの激しいプレッシャーにも持ちこたえていました。しかし、レース終了7周前にタイヤがブローしてしまい、エクストロームにとって3度目となるチャンピオン獲得の道は閉ざされてしまいました。シーズン開幕戦のホッケンハイムでもゴール直前のパンクで優勝を逃した経験を持つエクストロームにとって、今回の結果は特に苦い思い出になってしまいました。

しかし、ディジョンで不運に見舞われたのは彼だけではありませんでした。ティモ・シャイダー、マルティン・トムツィク、オリバー・ジャービス、そしてトム・クリステンセン達もまた、パンクの犠牲者となってしまったのです。クリステンセンがゴール直前に3位の座を失ってしまった一方で、シャイダーの状況はまだ良い方でした。シャイダーは21ラップ目、ルーティーンのタイヤ交換のためにピットインする直前にパンクに見舞われました。そのためシャイダーのタイムロスはそれほど深刻にはならなかったものの、破損したタイヤの後部に取り付けられていた非常に重要なエアロダイナミクスパーツを失ってしまいました。

このパンク発生の前、シャイダーは16番手スタートから素晴らしいスタートと追い上げによって、ポイント圏内にまでポジションを上げていました。マルティン・トムツィクはレース終盤までタイヤをセーブし続け、7位でゴールして2ポイントを獲得。10位でゴールしたマルクス・ヴィンケルホックは、昨年度モデルのA4で参加したドライバーの最上位となりました。

【アウディドライバー/アウディチーム首脳のコメント】

Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディ モータースポーツ代表)
非常に残念な結果となった。我々のマシンのパフォーマンスが素晴らしかったので、なおさらそう感じる。16番手スタートのティモ(シャイダー)がアウディメンバーの最上位でゴールすることになろうとは、誰も予測していなかったと思う。他のアウディはすべて、タイヤトラブルに見舞われてしまったのだ。ディジョンのコースがタイヤに厳しいものだということは承知していたが、我々はタイヤ管理に問題を抱えていた。ウォームアップを終了した時点でもなお、タイヤの問題を示唆する情報がなかったからだ。しかし、レースになってパンクが続出した。チャンピオンシップを狙っているレースでは非常に残念なことだ。最初のパンクが発生した後、我々はドライバーに対してペースを抑えてレースを運ぶように指示し直したが、残念なことにすべてのドライバーがその通りには出来なかったのだ。我々は大至急、トラブルの原因を調査する。初開催地ディジョンでの優勝を獲得したメルセデスにはおめでとうと言いたい。我々は、シーズン開幕戦を1-2-3-4フィニッシュで飾ったホッケンハイムで、フィナーレも飾りたいと考えている。

ティモ・シャイダー (GW:plus/トップサービスアウディA4 DTM #1)
非常に残念な位置からのスタートだったことを考えれば、6位入賞は小さな勝利とも言えると思う。スタート前にこのような結果を思い描くことは難しかった。いくつかの好バトルを制して順位を上げられたことは幸運だったし、パンク発生がピットインの直前だったためにタイムロスが大きくならなかったことも、幸運だったと思っている。ゲイリー(パフェット)に対して7ポイントのリードを確保すると同時に10kg軽量になれたという状況は、今から2週間後の最終戦に向けて好材料だと思っている。

マルティン・トムツィク (レッドブルコーラ アウディA4 DTM 2009 #6)
スタート直後は若干の混乱があったが、しばらくすると状況は少しよくなっていた。しかし、最初のピットストップの前に、スローパンクチャーが発生してしまった。それによって、スロー走行を余儀なくされ、タイムを大きくロスしてしまったのだ。それ以後は、好調なラップタイムが示すように、上手く行き始めた。レースの終盤は再び混乱に見舞われた。その時は、安全にレースを終えることに集中していた。あの場では、急いで前に出ようとする行為はとてもリスキーだったのだ。

【DTM第9戦 ディジョンの結果】

1. ゲイリー・パフェット (メルセデス) 52ラップ 1時間04分38.472秒
2. ポール・ディ・レスタ (メルセデス) +0.834秒
3. ブルーノ・シュペングラー (メルセデス) +1.055秒
4. ジェイミー・グリーン (メルセデス) +1.308秒
5. ラルフ・シューマッハ (メルセデス) +1.807秒
6. ティモ・シャイダー (アウディA4 DTM) +2.239秒
7. マルティン・トムツィク (アウディA4 DTM) +3.260秒

【DTM 第9戦までのドライバーズポイント】

1. ティモ・シャイダー (アウディA4 DTM) 56ポイント
2. ゲイリー・パフェット (メルセデス) 49ポイント
3. マティアス・エクストローム (アウディA4 DTM) 41ポイント
4. ポール・ディ・レスタ (メルセデス) 39ポイント
5. ブルーノ・シュペングラー (メルセデス) 39ポイント

プレスリリース配信

プレスリリースの発行をメールでお知らせします。配信をご希望の方は、下の「プレスリリース受信登録」をクリックしてメールアドレスをご登録ください。

【お知らせ】
2025年8月1日よりサービス品質向上を目的とし弊社プレスリリース配信システムを変更しました。
それ以前にご登録いただいている方も新システムへの再登録が必要となります。下の「プレスリリース受信登録」よりご登録お願いいたします。

プレスリリース受信登録

報道関係者様向け Audi広報車予約受付システム

2025年9月29日より報道関係者様向けAudi広報車予約受付システム”Audi Japan PR Car Center”を導入しました。本システムでは、広報車のラインナップと空き状況を一覧で確認できるほか、オンラインでいつでも予約申込みができます。ご利用にはユーザー登録が必要です。報道関係者の皆様は下の「Audi Japan PR Car Center」よりご登録をお願いいたします。

Audi Japan PR Car Center

ページ上部へ