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2009/09/25Motorsport

アウディ、DTMタイトル獲得に大きく前進

【第8戦:バルセロナ(スペイン)】
● バルセロナ大会で、1-2-3フィニッシュ
● ティモ・シャイダーが、ポイントランキングのリードを拡大
● ディジョン大会での早期タイトル獲得の可能性も

バルセロナ大会(スペイン)で1-2-3フィニッシュを獲得したアウディは、DTMの年間チャンピオンシップ獲得に向けて大きく前進しました。自身の今シーズン2勝目を挙げたティモ・シャイダーは、10月11日に行われる次回のディジョン大会(フランス)で、最終戦を待たずにチャンピオンを獲得する可能性を生み出しました。

カタルーニャサーキットに集った30,500人(週末合計)の観衆は、アウディチームの素晴らしいパフォーマンスと、その優勝を決定づけたティモ・シャイダーのセンセーショナルなスタートを目の当たりにしました。5番目グリッドからスタートしたシャイダーは瞬く間にトップに立ち、その後も順調にリードを保つことで優勝を獲得しました。今回の優勝はティモ・シャイダーにとって、今シーズン2回目で自身の通算5回目となります。

そして、トム・クリステンセンとマルティン・トムツィクがシャイダーと共に1-2-3フィニッシュを決めました。その結果、今シーズン8戦中4回目のアウディドライバーによる表彰台独占を達成しました。ポールポジションからスタートしたものの第1コーナーでティモ・シャイダーにトップを譲らざるを得なかったトム・クリステンセンは「今日は、アウディがDTMでもっとも速いマシンだということを見せつけたと思う。今日のティモのスタートは、絶品だった。バックミラーに彼のマシンが突然現れた時は本当に驚いた」とコメントしています。

マティアス・エクストロームは6番手グリッドからスタートしましたが、スタート直後の混乱の中でフロントのウイングレットを破損し、順位を1つ落としてしまいました。それにも関わらずレース終盤には4番手でゴール可能な位置にまで上昇していましたが、明らかにペースが遅いゲイリー・パフェットを追い抜くことは出来ませんでした。さらにレース終了1周前には、ゲイリーのチームメイトのブルーノ・シュペングラーにパスさせなければなりませんでした。「僕は明らかにゲイリーより速かったと思っている。マシンの性能も優れていた。それなのにゲイリーはブロックしてきた。警告を受けた後、僕にはもはやアタックする余地は残されていなかった」とエクストロームはコメントしています。

アレクサンドレ・プレマが8位になったことで、アウディは旧モデルマシンの最高位も獲得しました。プレマは今大会で、2009年シーズン初のDTMポイントを獲得しました。オリバー・ジャービスとマイク・ロッケンフェラーは9位と12位を獲得しました。キャサリン・レッゲはメルセデスドライバーのスージー・ストッダートを追い抜いた直後に激突されました。マルクス・ヴィンケルホックもまた、競合車に激突されてリタイアを余儀なくされました。

ディジョン(10月11日)とホッケンハイム(10月25日)の残り2大会を前に、ティモ・シャイダーはランキング2位のチームメイトのマティアス・エクストロームに12ポイント差、ゲイリー・パフェット(メルセデス)に14ポイント差のリードを獲得しました。これにより、シャイダーは次回のディジョン大会で早々にチャンピオンを確定する可能性があります。ブルーノ・シュペングラーとマルティン・トムツィクの2人も、取得ポイントからチャンピオン獲得の可能性を残しています。

創立100周年の今年、アウディはDTMチャンピオンを3年連続で取得する初めてのマニュファクチャラーになろうとしています。

【アウディドライバー/アウディチーム首脳のコメント】

Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディ モータースポーツ代表)
私はあらゆる点で満足している。ほぼ完璧な週末だった。予選は決して喜べる内容ではなかったにも関わらず、決勝をこれほどの結果に結びつけたのは、ひとえにチーム全員が完璧な仕事をこなしたからだ。チームのパフォーマンスが素晴らしかった。マシンの状態が良く、ドライバー達もミス無しで走り切ったし、ピットストップもすべて順調に行われた。すべてが非常に上手くいったのだ。あらゆるものが見事に上手くいくと、今日のような素晴らしい結果を得るチャンスに恵まれるのだ。今日我々は、年間チャンピオン獲得に重要なステップを踏んだわけだが、まだ気を許すわけにはいかない。

ティモ・シャイダー (GW:plus/トップサービスアウディA4 DTM #1)
驚くべき週末であり、驚くべきスタートだった。5番手グリッドからのスタートだったので、僕の目標は第1コーナーへの進入でゲイリー(パフェット)を抜くことだった。しかし実際には通常では考えられないほどのスタートで、リードを獲得した。その後も、僕のペースとマシンは非常に良い状態だった。僕は4~5秒のリードを生み出すことに成功し、そこからは落ち着いた展開でレース出来た。担当エンジニアから、もうアタックする必要はないとの連絡を受けていたので、僕はスピードを適度に調整していた。2度のピットストップも良かった。素晴らしい優勝を獲得して、とても気分がいい。さらに我々は年間ランキングで12ポイントのリードを獲得しているのだ。

トム・クリステンセン (100 Jahre アウディA4 DTM 2009 #2)
完璧な週末だった。予選でコースレコードを記録し、アウディはポールポジションと共に1-2-3フィニッシュを獲得した。ティモ(シャイダー)の凄い結果に、おめでとうと言いたい。今日の彼は本当に速く、優勝も当然の結果だ。僕のスタートも良かった。ポール・ディ・レスタとマルティン・トムツィクの2人はバックミラーで捉えていたが、ティモが突然左から追い抜いていった時には驚いた。僕は、彼が猛烈に上手いスタートを切ったことを悟ると同時に、自分のスタートも、42歳にしては良かったのだと思った。いずれにせよ、アウディがもっとも速いDTMマシンをつくったことに間違いはない。

マルティン・トムツィク (レッドブルコーラ アウディA4 DTM 2009 #6)
最終的に、すべては僕らがレース前に思い描いていた通りの結果になった。ティモ(シャイダー)が優勝し、そして彼はチャンピオンシップに有利なポイントを獲得した。僕もさらなるポイントを獲得出来たので、3位の結果には満足している。今、すべてが上手い方向に動いている。チームのハードな働きに報いるように、1-2-3フィニッシュで表彰台を独占することが出来たのが本当に良かった.

【DTM第8戦 バルセロナの結果】

1. ティモ・シャイダー (アウディA4 DTM) 59ラップ 1時間08分38.739秒
2. トム・クリステンセン (アウディA4 DTM) +2.157秒
3. マルティン・トムツィク (アウディA4 DTM) +4.033秒
4. ゲイリー・パフェット (メルセデス) +23.469秒
5. ブルーノ・シュペングラー (メルセデス) +23.992秒
6. マティアス・エクストローム (アウディA4 DTM) +24.463秒

【DTM 第8戦までのドライバーズポイント】

1. ティモ・シャイダー (アウディA4 DTM) 53ポイント
2. マティアス・エクストローム (アウディA4 DTM) 41ポイント
3. ゲイリー・パフェット (メルセデス) 39ポイント
4. マルティン・トムツィク (アウディA4 DTM) 33ポイント
5. ブルーノ・シュペングラー (メルセデス) 33ポイント

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