● CFOアクセル・ストロットベック:「下半期にさらなる困難な状況があったとしても、2009年にしかるべき営業利益を出すという目標を継続する」
● 秋までにCO2排出量を140g/km未満に抑えたモデルを50に
● A5スポーツバックは、9月にドイツで発売
アウディグループは2009年上半期において、市場全体の減退傾向の影響を避けることに成功し、営業利益8億2,300万ユーロ(2008年13億ユーロ)を計上しました。アウディブランドはまた、上半期に、記録となる昨年の販売台数に対して9.7%減となる約466,000台(2008年:516,219台)の車両を納車し、販売目標をクリアしています。
アウディグループは、世界中の自動車市場が直面した大きな困難や全般的に厳しい経済状況にもかかわらず、上半期にその収益力を維持することに成功しています。1月~6月におけるアウディグループの売上高は、昨年に達成した記録となる数値に対して16.4%減となる145億ユーロ(2008年:174億ユーロ)となりました。上半期の営業利益は、前年同期比36.6%減となる8億2,300万ユーロ(2008年:13億ユーロ)でした。
アウディAGの財務および組織担当取締役のアクセル・ストロットベックは、「我々は、上半期の業績に大変満足しています。しかし、下半期に直面するであろういくつかの困難に備え、地面に足をしっかりとつけて歩んでゆきます。我々はこのような状況においても、90万台の販売と、しかるべき営業利益を出すという目標を維持しています。」と述べています。
上半期の税引前利益は、記録となる昨年の数値に対して27.5%減となる9億9,400万ユーロ(2008年:14億ユーロ)でした。税引後利益は、前年同期比25%減となる約6億9,700万ユーロ(2008年:9億3,000万ユーロ)でした。
上半期のネットキャッシュフローは、前年同期とほぼ同レベルとなる13億7,000万ユーロ(2008年:14億8,000万ユーロ)でした。この数値は、現在の経済危機にあっても、外部からの資金調達なしにすべての投資を実施し、なおかつ資金的余裕を残すことが可能という、アウディグループの財務面の強さを表しています。「我々の健全な財務基盤は、1月~6月において97億ユーロ以上に増加した純流動資産(2008年12月31日現在:93億ユーロ)を見ても明らかです。これは、世界的な経済危機の中でこれまで以上に力強い業績を残すための助けとなるでしょう」とストロットベックは述べています。
経済危機にもかかわらず、アウディの製品ラインアップ拡充のペースが落ちることはありません。ストロットベックは「我々は、毎年約20億ユーロを、革新的な製品とより効率的なドライブライン技術を開発するために投資しています」と述べており、2015年までに、アウディブランドは、モデルラインアップを42に拡大することを目指しています。本年9月には新型A5スポーツバックがドイツで発売されます。
これらすべてのニューモデルの開発において、アウディは高い効率性と環境適合性に特別な注意を払っています。この一連の効率化策は、既存のテクノロジーの最適化、重量増のスパイラルに対抗する手段としての軽量構造メソッドの集中的活用、量産を前提とした電気自動車の開発といった内容をベースにしています。アウディは既に、CO2排出量が140g/km未満のモデルを31持っており、今秋にはこれを50に増やす予定です。2012年までに、アウディは、高効率テクノロジーを系統的に採用することによって、モデルラインアップ全体でCO2排出量を20%削減することを目指しています。