
● マンチェスターユナイテッドをペナルティキックで撃破
● 13万人がミュンヘンでの記念トーナメントを観戦
● アウディAG取締役会会長ルパートシュタートラー、「ファンにとっての夢のようなフィナーレ」
ミュンヘンで開催されたアウディカップは、30日夜に素晴らしいフィナーレで幕を閉じました。FCバイエルンミュンヘンが、ペナルティキックのスコア「7対6」でマンチェスターユナイテッドを破ったのです。この結果、高さ60cmのアウディカップ優勝トロフィーは、ミュンヘンのFCバイエルンが擁するトロフィーコレクションに加わることになりました。アリアンツアリーナを満員にしたこの試合は、ゴールキーパーであるミヒャエルレンシングにより決しました。彼はマンチェスターユナイテッドのペナルティキックを止め、勝利を呼び込んだのです。
ミュンヘンで2日間にわたって行われたトーナメントは、13万人のサッカーファンが観戦しました。「アウディカップ」は、アウディの創立100周年を記念して実施された一連のスポーツイベントのハイライトです。「ご来場の皆様は、4つのトップチームによるトップクラスのサッカー、さらにスリリングなPK戦も楽しんで頂けたと思います」と、アウディAG取締役会会長ルパートシュタートラーは述べています。「新しいシーズンを快調にスタートできたFCバイエルンミュンヘンには、心よりお祝いを申し上げます。」
宿敵チームの顔合わせとなったこの試合は、90分間にわたってどちらのチームにも得点が入らず、勝敗はPK戦で決まることになりました。その結果、FCバイエルンミュンヘンでナンバーワン ゴールキーパーの座を争っているミヒャエルレンシングが2本のPKを止め、勝利を呼び込んだのです。レンシングはこの試合のMVPにも選ばれました。ミヒャエルレンシングは喝采を受けながら、「試合でいっさい得点を許さず、続いてペナルティキックで2本を止めることができ、たいへん良い気分です」と語りました。
アウディカップで優勝したFCバイエルン ミュンヘン
3位決定戦も、試合時間内で決着がつきませんでした。圧倒的な攻勢をかけるACミランは、27分にシルバが先制点を上げましたが、試合終了のホイッスルが鳴るわずか3分前にボカジュニアーズのビアトリが同点ゴール。大声援を巻き起こしました。PK戦では、スーパースターであるロナウジーニョの繰り出すキックに耐えたボカジュニアーズが逆転勝利、アルゼンチンに3位を呼び込みました。
フォルクスワーゲングループの取締役会会長Dr. マルティンヴィンターコルン、アウディ取締役会会長ルパートシュタートラー、DFBスポーツディレクターであるマティアスザマーといった面々から構成される判定委員会により、この試合におけるMVPにはACミランに在籍するイタリア人ジェンナーロガットゥーゾが選ばれました。素晴らしい走りを見せ、質の高いパスを出し、相手を抜く技にも優れていたというのが理由です。委員会は、フィールドに出ている全プレーヤーの統計データを記録管理する「プレーヤートラッキング」のデータも参考にしてこの判断を下しました。試合両日にわたって、アウディインスティテュート フォー スポーツコミュニケーションがMVP選定のコーディネーションを行いました。
ミュンヘン、アリアンツアリーナでのAudi Cupオープニングセレモニー
決勝戦のMVP、ミヒャエル レンシング
3位決定戦のMVP、ジェンナーロ ガットゥーゾ