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2009/06/02Motorsport

ティモ・シャイダーがDTMランキングをリード

【第2戦:ユーロスピードウェイ(ドイツ)】
●マティアス・エクストロームが表彰台を獲得
●昨年のチャンピオン、シャイダーがユーロスピードウェイで5位入賞
●マイク・ロッケンフェラーが、2008年モデルの車両でポイントを獲得

ユーロスピードウェイで5位を獲得したことで、昨年のチャンピオンであるティモ・シャイダーがDTMのポイントランキングの首位に立ちました。クラッシュが相次ぐ激しい展開のレースの中、ラウジッツに集まった7万5000人(週末合計)の観衆の前でマティアス・エクストロームが3位・表彰台を獲得しました。またマイク・ロッケンフェラーが7位に入賞したことで、アウディの2008年モデルのマシンもポイントを獲得しました。

レース序盤、マティアス・エクストロームがレースをリードします。ポールポジションからスタートしたアウディスポーツチーム アプトスポーツラインのアウディA4DTMを駆るエクストロームは、そのリードをおおよそ3秒まで広げました。しかし、レース終盤でエクストロームはゲイリー・パフェットとブルーノ・シュペングラーの後ろに後退してしまいました。

アウディモータースポーツの責任者であるDr.ヴォルフガング・ウルリッヒは「私はすでに、ホッケンハイムでのレースが終了した時点で、メルセデスチームは必ず復活してくるだろうと明言しており、そしてその通り、今日彼らは非常に手強い相手となった。パフェットとシュペングラーに対し、我々はわずかだけ速さが足りなかった。我々はこれからその原因を究明していく。いずれにしてもマティアス・エクストロームが表彰台を獲得したことは素晴らしかった。」と語りました。

スタート後、エクストロームのチームメイトであるティモ・シャイダーは長きにわたって4番手のポジションをキープしていましたが、2回目のピットインの時にホイールナットが咬み込んでしまっていたために、3秒をロスしてしまいます。それにも関わらず、昨年のディフェンディングチャンピオンは5位でレースを終えて、ポイントランキングをリードしました。彼は「今日は表彰台を獲得出来ると思っていたが、残念なことにそのチャンスをピットレーンで失ってしまった。しかし、今シーズンのハイライトとなるノリスリンクのレースに、ポイントリーダーとして参戦出来ることには満足している」と、コメントしました。

アウディスポーツチームロズベルグから、昨年モデルのA4でエントリーしているマイク・ロッケンフェラーは、予選3番手の位置から好スタートを切って2番手に浮上し、最初のピットインまでの間は昨年のこのサーキットでの優勝者・ポール・ディ・レスタを後ろに従えていました。しかし、1回目と2回目のタイヤ交換を終えた後はそのペースを維持することが出来ずにメルセデスのドライバー達に追い抜かれてしまい、最終的に7位でゴールしました。

ホッケンハイムでの優勝者であるトム・クリステンセンにとって、今日は不運な1日でした。朝のウォームアップでファステストラップを叩き出していたものの、17番手からスタートしたレースの2周目にメルセデスのマティアス・ラウダと接触。その事故により、マシンはフロントエンドにダメージを受けてしまいます。加えてピットストップペナルティーを喫し、その後も疑問の残るドライブスルーペナルティも受けてしまいました。その結果1周遅れとなったクリステンセンは20位でゴールしました。

エクストローム、シャイダー、ロッケンフェラー、そしてクリステンセンの4人だけが、ユーロスピードウェイで完走をとげたアウディファクトリーチームドライバーとなりました。それ以外のすべてのドライバーは、レース序盤で起きた激しいクラッシュの犠牲者となってしまいました。キャサリン・レッゲはマルクス・ヴィンケルホックと衝突し、両者はサスペンショントラブルを喫してしまいました。オリバー・ジャービスもサスペンショントラブルを受けてリタイヤを余儀なくされました。マルティン・トムツィクも、衝突によってフロントエンドにダメージを受けたことで水温が異常に上昇したため、マシンをストップさせました。アレクサンドレ・プレマはピットストップでのミスにより直後にスピンし、グラベルでストップしてしまいました。

プライベートチームのコレスから参戦していたアウディA4 DTMは、13位と14位でゴールしました。

【アウディドライバーのコメント】

マティアス・エクストローム(レッドブルアウディA4 DTM #5)
3位入賞によるポイントは、チャンピオン争いに大きく貢献してくれると思う。今日は、決して思い通りの結果ではなかったけれど、悪くもなかった。スタートは良かったが、しかしそれもコース路面が非常に滑りやすくなる前の数周の間だけだった。2回のピットストップはいつも通り完璧だった。僕らが取った戦略は、ユーロスピードウェイで我々のマシンのパフォーマンスをフルに発揮する唯一の方法だった。ただ、僕たちよりも速いクルマが出場していたというだけのことだ。今年はまだ最高の結果を出せていないが、次のノリスリングのレースで獲得出来ると思う。次は完璧に運びたい。

ティモ・シャイダー(GW:plus/トップサービスアウディA4 DTM #1)
スタートは凄くよかったのだけれど、残念なことにディ・レスタとロッケンフェラーの間に挟まれてしまったので、1コーナーを大回りせざるを得なかった。最後まで順位を落とさずに済んだのは良かった。レース中のペースは悪くなかったのだが、ロッケンフェラーとディ・レスタの後ろに肉薄して走り続けていたのでタイヤを激しく消耗してしまった。ピット作業中に、左リアタイヤのナットに問題が生じた。僕はもっと上位につけたはずだったので、これには落胆した。僕らのスピードであれば3位を獲得出来るはずだった。でも、ポイントランキングをリード出来ていることは悪くないと思っている。

【DTM第2戦 ユーロスピードウェイの結果】
1. ゲイリー・パフェット (メルセデス) 52ラップ 1時間10分01.572秒
2. ブルーノ・シュペングラー (メルセデス) +1.115秒
3. マティアス・エクストローム (アウディA4 DTM) +14.228秒
4. ポール・ディ・レスタ (メルセデス) +15.134秒
5. ティモ・シャイダー (アウディA4 DTM) +15.755秒

【DTM 第2戦までのドライバーズポイント】
1. ティモ・シャイダー (アウディA4 DTM) 12ポイント
2. トム・クリステンセン (アウディA4 DTM) 10ポイント
3. ゲイリー・パフェット (メルセデス) 10ポイント
4. ポール・ディ・レスタ (メルセデス) 9ポイント
5. ブルーノ・シュペングラー (メルセデス) 8ポイント
6. マティアス・エクストローム (アウディA4 DTM) 8ポイント

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