●アウディが国際ヨットレース「ルイ・ヴィトン・パシフィック・シリーズ」のセイリングチーム「ルナ・ロッサ」の
新スポンサーに
●プラダと共に、トラディショナルで先進的なデザインを具現
アウディとプラダ、それぞれの業界において先駆的な役割を果たしている2つのブランドが、その創造力の根源となるリソース(デザイン、イノベーション、トラディション)を出し合い、協力体制を築こうとしています。現在、この2つのブランドは新たな取り組みを導入し、スポーツおよび文化事業における共同プロジェクトにおいて、各ブランドの持つ強みを組み合わせることを目指しています。
2つのブランドが力を合わせる最初のプロジェクトは、2009年1月末に開催されるスポーツイベントです。アウディとプラダは、マッチレース方式の国際ヨットレース「ルイ・ヴィトン・パシフィック・シリーズ」に参加するヨット「ルナ・ロッサ」の共同スポンサーとなります。「ルナ・ロッサ」のメインセイルとチームユニフォームには、両社のブランドロゴが表示されます。そこには、芸術的な美しさ、ヨットのダイナミックな外観、最先端の技術、選び抜かれた素材といった、両社に共通するメッセージを見て取ることができます。アウディとプラダは、このような高い基準を同等の方法で製品に反映させています。両ブランドは、厳選された素材とクラフトマンシップを具現。このイベントは、スポーツおよび文化事業に対する一連のスポンサーシッププロジェクトの幕開けとなるものです。
アウディとプラダは、それぞれ自動車とファッションという違いこそあるものの、素晴らしいデザインと最高の品質基準によるラグジュアリーな製品を生み出しているという点で一致しています。両社は共に、その製品に最高の素材のみを使用し、お客様の個別の要望に細かくに応えています。両ブランドは、長い伝統を持つと共に、先進的なトレンドセッターとして、その卓越した能力を繰り返し示しています。分野の違いという垣根を越えて、両社は今年、共同で作業を行うことを計画しています。「アウディとプラダは、共に強いブランドです。我々は、両社の強みを出し合って、長期的なパートナーシップを築くことを目標としています」と、アウディAGマーケティング&セールス担当取締役のペーターシュヴァルツェンバウアーは述べています。「我々は、このパートナーシップがトップクラスのプロジェクトとなることを望んでいます。」
アウディには、文化事業に参加するという長い伝統があり、その伝統は企業理念の中核となっています。プラダもまた同様の伝統を持っています。1995年、イタリアのブランドであるプラダは、新進のアーティスト、建築家、映画制作者、哲学者を支援するために、プラダ財団(Fondazione Prada)を設立しました。一方、1995年は、アウディにとっても、その文化事業への参加をステップアップし、ザルツブルグ音楽祭のメインスポンサーになった記念すべき年です。アウディは、芸術や文化事業のスポンサーになることを通じて、数多くの地域活動の支援・創設に関わってきたばかりでなく、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場管弦楽団の上演といった大きなプロジェクトにも取り組んできました。プラダと手を結ぶことによって、アウディは、これらの活動を広範囲にステップアップすることを目指しています。
セイリングは、アウディAGの幅広いスポーツ活動のスポンサーシップに加えられた最新のイベントです。アウディは、2007年以来、TP 52ブライトリングMedCupのプレミアムスポンサーとなっており、このイベントは2008年にはアウディMedCupと改名されました。そして今年、ルイ・ヴィトン・パシフィック・シリーズにおいて、ドイツ-イタリアのパートナーシップがその船出を迎えようとしています。