インゴルシュタット/シュトゥットガルト発、2010年6月23日
●2.0~2.5リッター部門におけるベストエンジンに選出
●アウディのTFSIエンジン、6年連続で部門賞1位を獲得
世界35カ国、71名の著名自動車ジャーナリストが審査員を務める「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー」の2.0~2.5リッター部門において、Audi TT RS Coupéに搭載されているターボチャージャー付き2.5リッターTFSIエンジンが1位に選出されました。
Audi TT RS Coupéの2.5 TFSIエンジンは、ターボチャージャーとガソリン直噴技術というアウディのコアテクノロジーを搭載し、アウディブランドの5気筒エンジンに再び栄光をもたらしました。2,480ccの排気量を持つこのエンジンは、5,400~6,500rpmで最高出力340ps(250kW)、1,600~5,300rpmで最大トルク450Nmを発生します。
「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー」の審査員は、TT RSの2.5リッターエンジンについて、次のようにコメントしています。「トルク、パワー、すばらしいサウンド、このエンジンはこれらの全要素を持っています。このエンジンは、5気筒構造におけるベストなエンジンと言えるでしょう。」
このパワフルな5気筒エンジンにより、Audi TT RS Coupéの0~100km/h加速は4.6秒、0~200km/h加速は15.9秒の俊足さを誇ります。経済性も優れており、10・15モード燃費は10.6km/ℓです。
わずか183kgのエンジン重量は、このクラスでは最軽量の部類に入ります。この軽量なエンジンによってAudi TT RS Coupéの車両重量が抑えられ、軸荷重配分における大きなアドバンテージを生み出すことによって、ハンドリングの向上に貢献しています。
Audi TT RS Coupéは、アウディTTシリーズのトップモデルとして、2010年2月に国内販売を開始。R8やRS6など、アウディのハイエンドスポーツモデルを手がけるquattro GmbHが開発を手がけました。歴代のRSシリーズ同様に、傑出したロードマナーと圧倒的な動力性能を発揮するスポーツモデルです。
アウディのTFSI技術は、「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー」において、6年連続で部門1位に選ばれています。昨年までの5年間は、アウディ2.0リッターTFSIエンジンが、1.8~2.0リッター部門で1位に輝いています。FSIガソリン直噴技術とターボチャージャーは、アウディのコアテクノロジーです。