● Audi A6、パッシブセーフティに関してトップ評価を獲得
● アクティブセーフティでも他の模範となるべき技術を搭載
<インゴルシュタット発、2011年8月24日>
ユーロNCAPコンソーシアムは、新型Audi A6の衝突安全性(パッシブセーフティ)に対し、最高評価となる5つ星を与えました。正面衝突、追突、側面衝突時の成人乗員保護性能、および小児乗員の安全性、歩行者保護性能などを含め、Audi A6はラグジュアリークラスにおいてもっとも安全なモデルの1つであることが証明されました。
ユーロNCAPコンソーシアムとは、1997年に設立された、欧州において統一の衝突安全テストを実施している公的機関です。ヨーロッパ各国の交通関連当局、自動車関連団体、保険会社、消費者保護団体によって構成され、新車の衝突安全性に関する包括的な試験を実施しています。ユーロNCAPが実施する試験基準は、欧州各国の政府が定める要件をはるかに上回る厳しいものです。
正面および側面衝突におけるドライバーおよび乗員保護性能に対して与えられたスコアは、トップ評価である5つ星を獲得するのに十分なものでした。また、小児乗員の安全性に関しても高い評価を得ています。さらにアウディにとっては、歩行者やサイクリストの保護も同様に重要なテーマでした。この要件のために専用設計された車両のフロントエンドは、衝突の影響を軽減します。こうしてAudi A6は、ユーロNCAP衝突試験において想定どおりの良好な成績を収めました。
試験機関が評価を行う各要素に加え、アウディはアクティブセーフティおよびインテグラルセーフティも最優先と考えます。そのため、Audi A6には、歩行者警告機能を備えたナイトビジョンアシスタントをオプション装備する統合型歩行者保護システムを搭載しました。また、この他のドライバーアシスタンスシステムには、アウディアクティブレーンアシスト、アダプティブヘッドライトレンジコントロール付きオールウェザーライト(全天候型ライト)などが挙げられます。
アウディプリセンスシステムは、アクティブセーフティ面における画期的な機能です。衝突の可能性がある状況において、「アウディプリセンスプラス」は自動的に軽い制動を開始します。その後、もし衝突が避けられないと判断した場合、事故の衝撃を軽減するためのフル制動が行われます。視覚的かつ音響による警告が発せられたにもかかわらず、十分な力でブレーキペダルが踏み込まれなかった場合、ブレーキ圧を高めてドライバーを支援します。