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2014/10/14Motorsport

Audi、FIA世界耐久選手権(WEC)富士大会を終えて年間タイトル争いを堅持


  • 全8戦中5戦を終えてアウディが年間チャンピオンランキング2位に


10月12日 インゴルシュタット / 富士:アウディスポーツ チームヨーストはFIA世界耐久選手権第5戦富士大会で5位と6位を獲得。この結果、今大会を終えてポイントリーダーのトヨタにわずか8ポイント差の2位となり、タイトル争いを続けます。



アウディは、富士大会において3連続WECタイトル獲得に向けて全力で取り組んでいました。その目標を達成するために、非常に困難な状況の中にあった富士大会で合計18ポイントを獲得し、再びトップに返り咲くことができるポジションを堅持しました。全長4.563kmの富士スピードウェイは、非常に長いストレートと狭いセクションが組み合わされており、パワフルなハイブリッドカーとの相性が非常に難しいコースですが、ルーカス ディ グラッシ / ロイック デュバル / トム クリステンセン(ブラジル/フランス/デンマーク)は、6番手スタートから5番手にポジションアップ。非常にバランスの取れたドライビングとパフォーマンスに加え、3度目のピットイン作業を非常に効率よく終えたことにより、ポジションアップとなりました。

アウディスポーツ チームヨーストは、ゼッケン2号車には別の戦術を立てていました。素晴らしいレース序盤のあと、アンドレ ロッテラーに対して最初の給油作業後もタイヤ交換をしないでそのまま走行するように指示しました。しかし、安定したラップタイムを刻めなかったため、この戦術は早めに終了。ロッテラーは35周の予定を17周に切り上げて再びピットイン。この時マシンはコース上のタイヤかすを多く拾い、それがラップタイムを遅くする原因となりました。

Audi R18 e-tron quattroとの相性が悪いコースでの闘いであったにも関わらず、アウディはWECのマニュファクチャラーズタイトルに18ポイントを獲得。3週間後の11月2日には第6戦の上海大会(中国)が開催されます。昨年、アウディにとって世界最大の市場である中国でWEC6回目の優勝を遂げています。

レース後のアウディ首脳陣のコメント

Dr. ウォルフガング ウルリッヒ アウディモータースポーツ代表:
「ホームグラウンドで勝利したトヨタに心から祝辞を申しあげます。富士大会で、我々は損失を最少限に抑え、WECのマニュファクチャラーズタイトル獲得の可能性を充分に残すことが出来ました。富士大会での闘いが厳しいものになることは事前に予測していました。しかし、2台のマシンを走らせたドライバーやチームメンバー達は、その状況に屈することなく最大の努力をし、貴重なポイントを獲得してくれました」

クリス レインケ LMPプロジェクトリーダー:
「チームメンバー達は、ドライバーやチームに最大限貢献する、非の打ち所のない働きをしてくれました。我々は、優勝に向けて、2台のマシンに異なる戦術を用いていました。その結果、タイトル争いのために非常に貴重な18ポイントを獲得することが出来ました」

ラルフ ユットナー アウディスポーツ チームヨースト監督:
「我々は一切のミスを犯さなかったという点で、評価出来るレースだったと思います。戦略の面で、我々は出来る限りのことにトライし、すべてのピット作業は素晴らしいものでした。しかし、残念ながら、我々がライバルより速かったのはピット作業だけでした。またタイヤを適切に使用することが出来ませんでした。年間チャンピオン争いのトップの座を譲り渡す結果となりましたが、次回の上海大会で再び奪い返すつもりです」

ルーカス ディ グラッシ(Audi R18 e-tron quattro 1号車):
「決して不本意なレースをしたワケではないのに、望んでいた結果を得ることは出来ませんでした。レース序盤から、素晴らしい戦略と優れたピットストップなど、勝利に向けて必要なあらゆるものを投入していました。しかし、望む結果を得るためには、わずかに足りないものがあったのです。ライバルに比べて相性の悪いサーキットが存在することも事実です。次のレースではより良い結果を得るために、今回の結果に屈しないことが大切だと思います」

ロイック デュバル(Audi R18 e-tron quattro 1号車):

「今日は、あらゆることをトライしました。私達は一切のミスを犯さず、ひとつのマシントラブルも起きなかったのですから、何の失敗もしていないと言えます。ただ、速さが足りなかっただけなのです。この一点に尽きます。次回のレースまでに今回の結果を分析し、より速さを身につけて臨みます」

トム クリステンセン(Audi R18 e-tron quattro 1号車):
「トヨタの方々におめでとうと申し上げたい。日本に来るまでに、数多くのファンの前で素晴らしい結果を残そうと多くの期待を持っていました。しかし、富士スピードウェイで勝利する難しさは、私達が日本を愛する気持ちと同じくらい大きなものだったようです」

富士6時間耐久レースの決勝結果

1: ブエミ / デビッドソン (トヨタ) 236 laps
2: 中嶋 / サラザン / ブルツ (トヨタ) +25.627s
3: ベルンハルド / ハートレー / ウェバー (ポルシェ) -1 lap
4: デュマ/ ジャニ / リーブ (ポルシェ) -2 laps
5: ディ グラッシ / デュバル / クリステンセン (Audi R18 e-tron quattro) -2 laps
6: ファスラー / ロッテラー / トレルイエ (Audi R18 e-tron quattro) -3 laps

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