- Audi Team Hitotsuyamaは予選6位の好位置から決勝7位、10ベスト入り
- Team TAISAN SARDは今戦より新型マシンを導入。粘り強い走りで15位完走
アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:斎藤 徹)は、新型Audi R8 LMSでSUPER GTのGT300クラスに挑戦するカスタマー(プライベート)チームを支援しています。予選5月3日、決勝4日に富士スピードウェイで開催されたSUPER GT第2戦「FUJI GT 500km RACE」には#21 Audi Team Hitotsuyama(アウディ チーム ヒトツヤマ)と#26 Team TAISAN SARD(チームタイサン サード)の2チームが新型Audi R8 LMSで参戦、ともに完走しました。
Audi Team Hitotsuyamaは、2012年よりAudi R8 LMSでGT300クラスに挑戦を続けており、ドライバーは昨年と同じくリチャード ライアン選手と藤井誠暢選手のコンビ。今年はマシンも市販モデルのフルモデルチェンジに合わせて新型に、またタイヤメーカーもダンロップへと変更になり新体制でレースに望んでいます。予選では6番手グリッドの好位置を獲得。第1ドライバーはリチャード ライアン、第2ドライバーが藤井誠暢、第3ドライバーを再びリチャード ライアンとレースを3スティントに分け、2回のピットストップを経て周回数を競いました。両ドライバーとも大きなミスもなく約3時間のレースをコンスタントに走り切り、計101周、7位でポイントを獲得しました。
Audi Team Hitotsuyama 一ツ山亮次チーム代表のコメント
「昨年までの旧型マシンにとって富士は苦手なコースだったこともあり厳しい戦いを想定していました。スタート時の路面温度が高くタイヤに負担が大きいため、第1スティントを短めにして早めにドライバー交替を行い、第2,3スティントを長く走る作戦をとり、それがうまくいきました。苦手だった富士での7位は新型のポテンシャルの高さを感じさせるもので今後のシーズンが楽しみです」
リチャード ライアン選手のコメント
「ニューマシンはダウンフォースが高まり、ギアボックスのシフトスピードが速まるなどあらゆる面で改善されています。この富士スピードウェイでは旧型よりも1秒から1.5秒くらい速くなっています。予選はうまくいきましたが、決勝は気温が高くタイヤにとっても初めてのコンディションで第1スティントは少し難しい展開でしたが、とにかくトラブルなく完走できたことがうれしいです。次戦は小さなRのコーナーが多くAudi R8 LMS向きの菅生なので、さらに上位を狙いたいと思います」
藤井誠暢選手のコメント
「相性のあまり良くない富士でノーミスで走り切ることができ、7位は現時点では良い結果であると思います。新型マシンはBoP(性能調整)もあってストレートスピードが少しもの足りないのですが、ブレーキ性能もコーナリング性能もバツグンによく、その点にはとても満足しています。来月中旬には菅生でテストがあるので、そこでよりマッチングのいいタイヤの開発を進めていく予定です。Audi R8 LMSにとって菅生はとても相性のいいサーキットですのでぜひ期待していてください」
Team TAISAN SARDは、昨シーズンレース活動を休止していたタイサンが復活を遂げ、現在GT500クラスにも参戦しているサードとタッグを組むという、日本のレース界を牽引してきた伝統的な2チームのコラボレーションによって生まれた新チームです。マシンのゼッケンナンバーはタイサン伝統の#26を使用。千葉泰常代表は、「わたしたちは1983年にレース活動を始めて以来、通算73勝、SUPER GTにおいてもGT500で2勝、GT300で10勝を遂げてきた実績があります。ぜひこの新たなチームとAudi R8 LMSでSUPER GT 13勝目、通算74勝目をあげたい」と意気込みを語っています。
ドライバーはベテランの密山祥吾選手と今年SUPER GT初参戦となる元嶋佑弥選手の2名。開幕戦の岡山には新型Audi R8 LMSが間に合わず旧型でのエントリーとなったTeam TAISAN SARDですが、この富士でようやく新型での参戦となりました。車両が今回の富士戦直前に到着。十分なテストもできず迎えた本番ながら予選通過13位、決勝はスタート時に不運なトラブルに見舞われながらも、後半戦はルーキー元嶋選手が最終ラップまで自己ベストを更新し続けるなど堅調な走りをみせ、100周、15位完走となっています。
Team TAISAN SARD 近藤尚史チーム監督のコメント
「スタート直後にリアをぶつけられてしまい、バンパーとディフューザーが壊れてしまいました。それが要因でタイムロスをしてしまったのが惜しまれます。ただ、届いたばかりのマシンでQ1を突破し、これだけのレースができるのですからこの新型Audi R8 LMSには相当な実力があると思います。10位以内も十分に狙えるポテンシャルを感じており、次はもっと上位を狙っていきます」
密山祥吾選手のコメント
「まだテストも十分ではない状態ですが、新型Audi R8 LMSは制御がきめ細かく、洗練されておりすぐに順応することができました。今日は気温も路面温度も高く、いくつか課題はありましたがこのデータをもとにこれからさらにタイヤのセッティングを煮詰めていきたいと思っています。元嶋選手も新人ながらも速いドライバーで期待できますし、次戦の菅生は個人的にも一番好きなコースなのでとても楽しみにしています」
元嶋佑弥選手のコメント
「今回はこのレースでのフリー走行が実質的なシェイクダウンのような状況でしたが、それでもすぐにブレーキやダウンフォースの面で新型Audi R8 LMSの戦闘力の高さを感じました。いきなりQ1を通過できたのもその実力の表れだと思います。今日は特に第3スティントではタイヤの性能劣化も少なく最後までプッシュし続けることができました。これらのデータを次に活かしていきたいと思います」
SUPER GT第3戦は5月21〜22日、九州・大分県オートポリスサーキットにて開催予定でしたが、熊本地震により影響で中止となりました。被害に遭われた被災地域の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
次戦のSUPER GTは7月23〜24日、宮城県スポーツランドSUGOにて開催予定です。
アウディは、ハイブリッドレーシングカー Audi R18でのルマン24時間レースをはじめとする世界耐久選手権(WEC)、Audi RS 5 DTMで参戦するDTM(ドイツツーリングカー選手権)、そしてGT3レースカーAudi R8 LMS を世界中のプライベートチームに供給参戦するなど、幅広いモータースポーツ活動を通じ、今後も革新、洗練と並びブランドDNAのひとつであるスポーツイメージを高めてまいります。

