close

2019/11/05Motorsport

SUPER GT第8戦、Audi R8 LMSが完走でシーズンを終了

  • Audi Team Hitotsuyamaは予選18位から追い上げをみせるもマシントラブルに泣く
  • 2019年は8戦すべてで完走を果たし、GT300クラス17位でシーズンを終了

アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:フィリップ ノアック)は、Audi R8 LMS で2019年シーズンのSUPER GT GT300クラスに参戦するカスタマー(プライベート)チームをサポートしています。11月2日(土)、11月3日(日)、ツインリンクもてぎ(栃木県 1周4,801m)で2019 SUPER GT第8戦となる「MOTEGI GT 250km RACE」が開催されました。


2019年の最終戦でもあるもてぎ大会にもAudi R8 LMSを擁する#21 Audi Team Hitotsuyama(アウディ チーム ヒトツヤマ)が、レギュラードライバーのリチャード ライアン選手と富田 竜一郎選手のコンビを擁して参戦しました。予選、決勝レースともに天候にも恵まれ、2日間でのべ5万6000人ものファンがツインリンクもてぎを訪れました。

晴天に恵まれた予選は、ドライコンディションでスタート。リチャード ライアン選手がQ1を担当しました。トップからわずか1秒差以内に19台がひしめく大混戦の中、Q1をクリアすることができず予選は18位となりました。決勝レースは追い上げの得意なリチャード ライアン選手が第1スティントを担当。しかし、スタート直後の第2コーナーでの混乱に巻き込まれ他車との接触により、不運にもドライブスルーペナルティが課せられました。順位を大きく落としてしまいましたが、第2スティントを担当した富田竜一郎選手がそこから着実な追い上げをみせ、一時は27位まで下がったポジションを18位にまで挽回。ところが終盤、レースは残り1周という状況でトランスミッションにトラブルが発生し、緊急ピットインを余儀なくされます。周回規定は満たしており、最終的に27位完走となりました。

Audi Team Hitotsuyama チーム代表 一ツ山 亮次氏のコメント
「もてぎはAudi R8にとって得意なコースでもあり、練習走行でもセクタータイムは良かっただけに予選には期待していたのですが、0.056秒の差でQ1をクリアすることができませんでした。決勝も第1スティントにリチャード選手を起用して挽回を狙ったのですが、ペナルティもあって苦しい展開になってしまいました。第2スティントの富田選手は安定した走りでタイムもよく順調にポジションをあげていたのですが、最後はミッションのトラブルで残念な結果となってしまいました。今年は新型のマシンで、またタイヤもヨコハマに変更してのぞんだ新たなシーズンでしたが、決勝でのタイムも安定しており3度の入賞を果たすことができました。ただペナルティをもらうケースも多く表彰台には手が届きませんでした。来年はそうした課題を改良して、さらに上を目指していきたいと思います」

Audi Team Hitotsuyama リチャード ライアン選手のコメント
「毎年毎年、SUPER GTの競争は本当にタフなもので、そして我々はもっと強くなる必要があります。今年は何度かいいパフォーマンスを見せることができましたが、非常に困難な状況も経験してきました。最終戦では残念な結果になってしまいました。今年はマシンが新型となり、タイヤも新たにヨコハマとパートナーを組むことになり、新しいAudi R8を運転することを本当に楽しむことができましたが、それらをしっかりと理解するにはやはり1年くらいの時間が必要でした。来シーズンは、これまで重ねてきたデータによって、さらに強いマシンを作ることができると思います。富田選手とのコンビネーションは2年目を迎えてよりいい関係性を築くことができましたし、チームワークもさらに良くなったと思います。来年のチームはもっと強くなると期待しています」

Audi Team Hitotsuyama 富田 竜一郎選手のコメント
「今年1年は、マシンもタイヤも変わって、開幕前のテストでも調子が良かっただけに希望をもってのぞんだシーズンでした。BoPによって昨年と比べて40kg以上ウェイトが重くなっているため、その点では苦戦しましたが、安定してポイントを獲得できるパフォーマンスは手に入れられたと感じていました。前回の菅生では表彰台を狙えるチャンスもありましたが、ほんの些細なミスやトラブルで、今年は大きなポイントを獲得することができないままシーズンを終えることになりました。あせって普段どおりにできなかったり、ペナルティをもらってしまったケースもありましたが、それらはチームがこれまでよりも高いレベルに足を踏み入れて強くなっていく上で、通らなけれないけない通過儀礼のようなものだとも感じています。来年はもっと安定していい結果が出せるチームになると思っています」

アウディジャパンはAudi Sport customer racingパーツトレーラーを現地に配備して、SUPER GTに参戦するチームを支援しています。専用のトレーラーにボディ、エンジン等レース車検に適合した約2,500アイテム、約10,000点もの部品を積載し、いかなるレース展開にも対応できるようチームと共に全国のサーキットを転戦します。SUPER GTならびにスーパー耐久シリーズへの参戦チームのサポートを通じて、アウディのサブブランドであるAudi Sportのブランド認知の向上、イメージの強化をはかります。

11月22日(金)〜24日(日)に富士スピードウェイで開催される「SUPER GT×DTM特別交流戦」に4台のAudi RS 5 DTMが来日します。その4台目のマシンを走らせるのは、今シーズンからDTMに参戦するWRTと、スーパーGT GT300クラスに参戦するAudi Team Hitotsuyamaのコラボレーションチームとなります。ドライバーは、2008年のスーパーGT GT500クラスチャンピオンであり、二度のル・マン24時間レースウイナーでもあるブノワ・トレルイエ選手です。ご期待ください。

プレスリリース配信

プレスリリースの発行をメールでお知らせします。配信をご希望の方は、下の「プレスリリース登録」をクリックしてメールアドレスをご登録ください。

プレスリリース受信登録

ページ上部へ