close

2020/11/09Motorsport

SUPER GT第7戦、2台のAudi R8 LMSが粘り強く完走

  • #21 Audi Team Hitotsuyamaが予選21位から粘り強く追い上げ、13位でレースをフィニッシュ
  • #33 X Worksは予選22位からスタート、着実な走りで完走を遂げる

アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:フィリップ ノアック)は、Audi R8 LMSで2020年シーズンのSUPER GT GT300クラスに参戦するカスタマー(プライベート)チームをサポートしています。11月7日(土)〜8日(日)、ツインリンクもてぎ(栃木県1周4,801m)で2020 SUPER GT第7戦となる「MOTEGI GT 300km RACE」が開催されました。


第5戦から入場人数制限付きながらも観客を迎えて開催しており、今回快晴のツインリンクもてぎには予選と決勝の両日で約2万5000人の観客が訪れました。

アウディ ジャパンとパートナーシップ契約を締結している#21 Audi Team Hitotsuyama。今シーズンはAudi Sportドライバーであるクリストファー ミース選手と川端 伸太朗選手がコンビを組む予定でしたが、新型コロナウィルスの影響によりミース選手の来日がかなわず、今シーズンは近藤 翼選手にステアリングが託されています。

一方#33 X Worksのドライバーは香港人コンビのショウン トン選手とアレックス アウ選手の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響によりアレックス アウ選手が入国できず、代役として前戦に続きベテランの佐々木 孝太選手がエントリーしました。

土曜日の予選は、好天に恵まれ気温19℃、ドライコンディションでのタイムアタックとなりました。参加車両の多いGT300クラスの予選は、A組、B組の2つに分かれてQ1を行い、それぞれ上位8台がQ2へと進出するノックダウン方式を採用しています。今大会では、#33 X WorksがA組に、 #21 Audi Team HitotsuyamaがB組へと配分されました。#33 X Worksは佐々木選手がQ1を担当。惜しくもA組11位に。#21 Audi Team Hitotsuyamaは近藤選手がQ1を担当。Q2進出までわずか0.2秒及ばずB組11位で、最終的に#21 Audi Team Hitotsuyamaは21位、#33 X Worksは22位という予選結果でした。

日曜日午後1時、気温22℃、快晴のもとドライコンディションで、決勝レースがスタート。#21 Audi Team Hitotsuyamaのスタートドライバーは、近藤選手がつとめました。冷静にスタートを決めてオープニングラップでポジションをアップするも、その直後他車との接触によってスピンアウト。一度は大きくポジションを落としてしまいましたが、そこからは粘り強い走行を続けました。途中セーフティカーが入るトラブルも経て、23周を終えたころには13位にポジションをあげていました。今回のレースでは近藤選手の第1スティントを長くとる戦略により、28周を終えて第2スティントの川端選手へとバトンタッチ。15位でコースに復帰後は、前後を走るマシンとの接戦を繰り広げながら、最終的に13位でのフィニッシュとなりました。#33 X Worksはスタートドライバーをショウン トン選手選手がつとめました。スタート直後の混乱をすり抜け、一時は16位までポジションアップするもその後24位まで順位と落とし、第2スティントの佐々木選手へとドライバー交代しました。#33 X Worksは佐々木選手のベテランらしい着実な走りで最終的に20位完走となりました。

#21 Audi Team Hitotsuyama チーム代表 一ツ山 亮次氏のコメント
「今回は新しいタイヤを持ち込んで挑みました。予選10番手あたりは狙えると想定していたのですが、思いのほかセットアップに時間がかかってしまったためQ1敗退となってしまいました。決勝レースでは第1スティントの近藤選手も、第2スティントの川端選手も安定したタイムで走ってくれましたし、ピット作業もうまくいったので、どうにか順位をあげることができました。最終戦の富士は、全車ウェイトハンディがなくなるため、簡単なレースにはならないと思いますが、マシンのパフォーマンスもチーム力もあがってきているので、粘り強く、上位に食い込むレースをお見せしたいと思います」

#21 Audi Team Hitotsuyama 川端 伸太朗選手のコメント
「今回からタイヤがかわったことで、性能は悪くないのですが、それにマシンを合わせ込むのに時間がかかってしまったため、フリー走行、予選では思うようなタイムが出せませんでした。決勝ではタイヤのピックアップに悩まされて思うようなタイムで走行することができませんでしたが、なんとか順位をあげることができました。最終戦に向けて、チームもいろいろ考えてくれているので、それに応える走りをしたいと思います」

#21 Audi Team Hitotsuyama 近藤 翼選手のコメント
「コンマ2秒、わずかに及ばずQ1を突破することができなくて、悔しい結果でした。決勝では、オープニングラップで数台を追い抜くことができたのですが、その後接触があってスピンして最後尾近くまでおちてしまいました。その後は安定した走りをすることができましたし、今回の結果は残念でしたが、収穫もありました。最終戦ではもう一度、上位争いができるように頑張ります」

アウディ ジャパンは2016年来、Audi Sport customer racingパーツトレーラーを全国のサーキットに配備してレースに参戦するカスタマーチームをサポートしています。今年も専用のトレーラーにボディ、トランスミッション、エンジン等、レース車検に適合した約2,700アイテム、約11,000点の部品を積載し、いかなるレース展開にも対応できるように体制を整えて、SUPER GT、スーパー耐久、およびTCRジャパンに参戦するチームと共に国内外のサーキットを転戦しています。

次戦、SUPER GT第8戦は、11月28日(土)〜29日(日)、富士スピードウェイにて開催予定です。

プレスリリース配信

プレスリリースの発行をメールでお知らせします。配信をご希望の方は、下の「プレスリリース登録」をクリックしてメールアドレスをご登録ください。

プレスリリース受信登録

ページ上部へ