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2021/06/18Sustainability

アウディが2021年「グリーンテックフェスティバル」に参加:製品ライフサイクルに沿ったサステイナビリティを提示(ドイツ本国発表資料)

  • 環境に優しいテクノロジーとサステイナビリティに特化したフェスティバルが、6月16日~18日にベルリンのイベント会場「クラフトヴェルクベルリン(Kraftwerk Berlin)」で開催
  • アウディは創設パートナーとして再び「グリーンテックフェスティバル(GREENTECH FESTIVAL)」に参加
  • 電力会社とのパートナーシップ:アウディはヨーロッパにおける再生可能エネルギー開発への資金提供を拡大
  • ケミカルリサイクル、マイクロプラスチックフィルター、AIを活用したサプライチェーンの持続可能性監視レーダーといった革新的テクノロジーを紹介
  • AUDI AGブランド責任者ヘンリック ヴェンダース:「テクノロジーが持続可能な未来を切り拓く」

(ドイツ本国発表資料)

2021年6月17日、インゴルシュタット:#celebratechange - 3日間にわたってベルリンで開催される2021年「グリーンテックフェスティバル」では、持続可能で気候に優しい生活を実現するための革新的テクノロジーが一堂に展示されます。アウディは、創設パートナーとして、6月16日~18日に開催される「グリーンテックフェスティバル」に再び参加し、アウディの製品、プロセス、素材が、イノベーション、テクノロジー、デジタル化と一体となって、気候変動と闘い、持続可能性を促進することを実証します。たとえば、訪問者は、アウディによる再生可能エネルギーの利用拡大、プラスチックを対象とする資源に優しいアプローチがどのように機能しているのか、サステイナビリティ戦略を実行するうえでサプライチェーンに人工知能を導入することの重要性など、さまざまな内容を学ぶことができます。「グリーンテックフェスティバル」の創設者は、元F1世界チャンピオンのニコ ロズベルグと2人のエンジニア(マルコ フォイトとスヴェン クリューガー)です。


2021年「グリーンテックフェスティバル」は、「クラフトヴェルクベルリン」会場で行われるライブイベントに加え、訪問者のコンピューター、ラップトップ、スマートフォン上で展開するデジタルイベントとして開催されます。イベントの内容には、基調講演、パネルディスカッション、ブートキャンプ、ディープダイブなどが含まれます。木曜日(6月17日、午後4時:日本時間午後11時)には、AUDI AG技術開発担当取締役のオリバー ホフマンが基調講演を行い、アウディによる再生可能ネルギーの利用拡大促進に関する知見を紹介します。フェスティバルのウェブサイトにログインすると、訪問者は、持続可能性の向上や気候変動との闘いを目的としたイニシアチブやプロジェクトに関する情報を見ることができます。これらの情報は、イベントが終了した後もアクセスが可能です。AUDI AGブランド責任者のヘンリック ヴェンダースは、2021年の「グリーンテックフェスティバル」が持続可能性を高め、気候変動と闘うための革新的なテクノロジーやコンセプトを紹介する絶好の機会になると考えています。「昨年のイベントで、私たちは、製造およびサプライチェーンにおいて、CO2排出量を最小限に抑える方法を示しました。今年は、アウディが他の製品、プロセス、素材にも目を向けていることを紹介します。私たちは、持続可能なテクノロジーが、住みやすい未来と明日のモビリティを実現すると確信しています。持続可能性は、私たちの考え方に深く根付いており、積極的にこれを実行に移し、誰もが同じように行動するように促したいと考えています」。これが、アウディが写真家で環境活動家のセバスチャン コープランドと提携している理由でもあります。セバスチャン コープランドの写真は、保護する価値のある自然の美しさに焦点を当てています。アウディは、このイベントにおいて、厳選したコープランドの作品を展示するとともに、以下のトピックスに焦点を当てます。

電力会社とのパートナーシップ:アウディは再生可能エネルギー開発への資金提供を拡大
電気自動車は、単体で見ればCO2を排出しませんが、発電の際にCO2が発生します。電力を再生可能エネルギーから生成した場合と化石燃料から生成した場合を比較すると、後者の方が圧倒的にCO2排出量が多いことが知られています。そこでアウディは、未来に向けてグリーン電力の生成を推進し、エネルギー業界の複数のパートナーとともに、2025年までに合計で約5テラワット時を生成する新しい風力発電所と太陽光発電所をヨーロッパに建設することを計画しています。これは、250基以上の風力発電タービンを新設した場合の発電量に相当します。その目標は、パートナー企業との協力の下、電気自動車の増加に合わせて、再生可能エネルギー源から生成された電力の割合を増加させることです。アウディはまず、ドイツの電力会社、RWEと提携ます。技術開発担当取締役のオリバー ホフマンは、次のように述べています。「私たちは、カーボンニュートラルなモビリティを実現するために懸命に取り組んでいます。産業規模で、再生可能エネルギー源の利用を拡大することが次のステップです。私たちの最初のプロジェクトであるメクレンブルク-フォアポンメルン州の大規模なソーラー パークは、早ければ2022年に稼働を開始します」

アウディの新たな取り組み:自動車用混合プラスチックのリサイクル
カールスルーエ工科大学(KIT)が策定した「THINKTANK産業資源戦略(THINKTANK Industrial Resource Strategies)」の一環として、同大学の研究者は、パイロットプロジェクト「自動車製造由来プラスチックのケミカルリサイクル」において、6か月間にわたってアウディと協力してきました。同プロジェクトは成功裏に終了し、混合プラスチック廃棄物のケミカルリサイクルが技術的に可能であり、環境保護の面においても、コストの面においても有望であることが明確に示されました。自動車製造に由来するプラスチック廃棄物は、処理のうえで熱分解オイルに生まれ変わります。このオイルは、石油に取って代わり、アウディモデルの高品質プラスチックコンポーネントを生産するための原材料として使用できる可能性があります。熱分解オイルから生成された素材は、未使用の素材と同じ高い品質を備えています。初期の数値の比較では、ケミカルリサイクルのコストは、エネルギー回収のコストとほぼ同じであることが示されています。さらに、ケミカルリサイクルによって発生するCO2排出量は、現在のエネルギー回収プロセスから発生する排出量を下回っています。

アーバンフィルター:マイクロプラスチックをその場で除去
アウディ環境財団は、水資源を保護する複数のプロジェクトに参加しています。「アーバンフィルター(URBANFILTER)」プロジェクトでは、ベルリン工科大学と協力して、都市部の雨水に最適化された堆積物除去フィルターの開発に取り組んでいます。このフィルターは、タイヤかすやその他の汚染粒子由来のマイクロプラスチックが雨水とともに下水や水路、あるいは河川に流出する前にマイクロプラスチックを捕捉します。9個のフィルターモジュールで構成されるモジュラーシステムにより、さまざまな路面状況および交通状況下で最良の除去効果を発揮します。さまざまな情報源からデータをインテリジェントに収集することで、適正なタイミングでフィルターのサービスやクリーニングを実行します。

環境スタートアップ企業とのコラボレーション:水をきれいにするための共同の取り組み
アウディ環境財団は、環境スタートアップ企業のeverwaveおよびCLEAR RIVERSとともに、河川や海からプラスチック廃棄物を取り除く作業を実施しています。everwave、アウディ環境財団、化粧品メーカーのBABORが実施した河川の清掃では、4月の10日間だけでドナウ川から約3.2トンものプラスチックを回収しました。アウディ環境財団はまた、非営利パートナーのCLEAR RIVERSとともに、プラスチック廃棄物が海に流れ込むのを防ぐための、ごみトラップを設置しています。回収したプラスチックごみは、ポンツーン(海上に浮かぶ小型の人工島)に加工され、その一部には植物が植えられて、公共のリクリエーションエリアとして、地域の人々に開放されています。

サプライチェーンの監視:持続可能性のために人工知能(AI)を活用
自動車メーカーのサプライチェーンは、非常に複雑です。そのため、2020年10月以降、アウディは、約150カ国で進めるパイロットプロジェクトの一貫として、知的アルゴリズムを導入して、一般に公開されているオンラインメディアやソーシャルネットワークから、サプライヤーに関するニュースの収集および分析を行っています。この分析には、環境汚染、人権侵害、汚職などの持続可能性リスクが含まれます。AIがこれらのニュースを発見すると、アラームが起動します。しかし、アウディが使用するAIの主な強みは、関連情報をオンラインで認識し、これをパッケージ化して送信するスピードです。アウディ担当者は、状況を詳しく精査した上で、必要に応じて適切な措置を講じます。

ecomoveアプリ:楽しみながら自身のカーボンフットプリントを削減
アウディ デンクヴェルクシュタット(Audi Denkwerkstatt)が開発した新しいデジタルアプリケーションは、持続可能なモビリティに関するものです。ecomoveアプリは、モビリティに由来する個人のカーボンフットプリントを検知するだけでなく、これを削減する努力を促進するとともに、どうしても避けられないCO2排出量の相殺を支援します。アウディ デンクヴェルクシュタットは、ベルリンに本拠を置くアウディAGの革新的な事業体であり、このアプリのアイデアを思いつきました。たとえば、ユーザーが現在使用している交通手段をアプリが自動的に認識し、パーソナルモビリティスコアを計算します。ecomoveアプリは、このスコアを改善するために、楽しみながらユーザーのモビリティの持続可能性が向上するように、モチベーションを与えます。ユーザーが積極的に行動を変化させるのを促進するため、目標を達成すると、褒賞としてトロフィーが授与されます。また、このアプリを通じて、避けられないCO2排出量を相殺することもできます。

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