- A3シリーズのハイパフォーマンスモデル、4年ぶりのフルモデルチェンジ
- アウディ初のRSトルクスプリッターを搭載
- ニュルブルクリンクでコンパクトクラス最速ラップレコード 7分40秒748を記録
- 50台の限定モデル Audi RS 3 Sportback 1st editionをアウディジャパン初のオンライン販売
アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:マティアス シェーパース)は、プレミアムコンパクトカーAudi A3シリーズのハイパフォーマンスモデルAudi RS 3 SportbackおよびプレミアムコンパクトセダンAudi RS 3 Sedanを2022年4月下旬より、全国のアウディ正規ディーラー(125店舗、現時点)を通じて発売いたします。
新型Audi RS 3 Sportbackは第3世代、Audi RS 3 Sedanは第2世代。進化を重ね、2017年以来、4年ぶりのフルモデルチェンジとなります。新型RS 3は、日常ユースにも適したプレミアムスポーツカーとして、公道でもサーキットでも高いレベルのドライビングを提供します。
RSモデルは、Audi R8やRS 6など、アウディのハイエンドスポーツモデルの開発を担うAudi Sport GmbHが手がけています。Audi Sport GmbHは、国内のSUPER GTシリーズ等に参戦するR8 LMS GT3や、TCRジャパンシリーズに参戦するRS 3 SedanをベースとするRS 3 LMSといったレーシングバージョンの開発、生産も手掛けており、RSモデルはまさしくレース直系といえる性能を備えています。
9年連続「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」部門賞を受賞している唯一無二の存在である、オールアルミ製の2.5ℓ直列5気筒TFSIガソリン直噴ターボエンジンは、最高出力400PS、最大トルクは先代比で20Nmアップの500Nmを発揮。これに7速Sトロニックトランスミッションとquattroシステムを組み合わせています。このquattroシステムは、コンパクトかつ軽量な電子油圧制御式の多板クラッチを採用し、前後アクスルにトルクを可変配分することにより、大パワーを確実に路面へ伝達し、優れた高速安定性と操縦安定性を実現しています。
今回のフルモデルチェンジで、アウディとして初めて、quattroシステムにRSトルクスプリッターを採用しました。リアアクスルに組み合わされるこの新しいテクノロジーは、左右のリヤホイール間で駆動トルクを完全に可変配分します。各ドライブシャフトは電子制御式の湿式多板クラッチを備えており、走行状態に応じてシステムはコーナー外側の後輪のトルクを増加させます。これにより、コーナリング中はリヤの外輪により多くのトルクを配分することでアンダーステアを解消。一方、直進時にはリヤの左右ホイールに均等にトルクを配分します。さらに巡航する場面では、リヤの2つのクラッチを開放することでフロントアクスルのみにトルクを伝え、燃料消費を低減させます。
アウディ ドライブセレクトには、従来のコンフォート、オート、ダイナミック、インディビジュアル、エフィシェンシーの各モードに加えて、RSトルクスプリッターの採用により、リヤアクスルに配分されるトルクをリヤ外輪に100%配分して、ドリフトを容易にする「RS トルクリヤ」と、セミスリックタイヤに対応しサーキット走行に適した「RS パフォーマンス」が追加されています。このモードでは、トルクスプリッターがアンダーステアおよびオーバーステアを最小限に抑制する特性となり、狙った走行ラインを外すことなく、非常にダイナミックでスポーティな走りを実現します。0-100km/hの加速タイムはわずか3.8秒。車両開発のメイン舞台であるニュルブルクリンク北コースのラップレコードは、コンパクトクラス最速の7分40秒748を記録しています。(2021年9月11日現在)
標準装備のRSスポーツサスペンションは、RS 3専用に新開発されたショックアブソーバーとバルブシステムを装着しています。このバルブシステムにより、ショックアブソーバーは、伸び側および縮み側ともに従来モデル以上に良好なレスポンスを示します。さらにオプションでRSダンピングコントロールサスペンションを用意しています。このシステムは、運転状況やアウディドライブセレクトで選択されたモードに合わせて、4つのショックアブソーバーを連続的かつ個別に調整。これまで以上に幅広い可変幅を持っており、快適性やスポーツ性を高いレベルでバランスさせます。
新型Audi RS 3のデザインは、先代モデルよりもさらにダイナミックでエモーショナルなものです。フロントには、ワイドなRSバンパーを装着し、シングルフレームにはハイグロスブラックのハニカムグリルを組み合わせています。フラットなウェッジシェイプLEDヘッドライトと、LEDリヤコンビネーションダイナミックターンインディケーターを標準装備。フロントホイールアーチ後方には、新たなデザインエレメントとして、エアアウトレットを新設。フロントトレッドは、先代モデルと比較して約30mm拡大。Sportbackではリアトレッドも約10mmワイドになっています。サイドにはハイグロスブラックのロワーサイドシルを配し、大きく張り出したホイールアーチとともに新型RS 3のボディにアクセントを与えています。リヤでは、RS専用リヤバンパーにディフューザーと2つの大きなクロームの楕円形テールパイプが統合されています。
インテリアにもスポーツ性を強調する数多くのRS専用コンポーネントを装着。12.3インチ ディスプレイを備えたアウディ バーチャルコクピット プラスを標準装備。RS専用のシフトインジケーター(マニュアルモードで作動)は、グリーン、イエロー、レッドと色を変えながら、まさにレーシングカーのように点滅して、理想的なシフトアップタイミングをドライバーに知らせます。10.1インチタッチディスプレイには、クーラント温度、エンジン温度、トランスミッションオイル温度、Gメーターが表示されます。RSモードボタンを配置した3スポークのRSスポーツマルチファンクション レザーステアリングをはじめ、カーボンアトラスのデコラティブパネルやRSロゴのエンボス加工が施されたRSスポーツシートなどを標準装備しています。
新型RS 3 導入を記念して、50台の限定モデルRS 3 Sportback 1st editionを、アウディジャパン初のオンラインのみで予約販売します。この限定モデルはRS 3 Sportbackをベースとし、エクステリアには、マトリクスLEDヘッドライトダイナミックターンインディケーター(フロント/リヤ)、ブラックスタイリングパッケージ、カラードブレーキキャリパーレッド、パノラマサンルーフ、プライバシーガラス、カーボンエンジンカバーを装備。インテリアでは、アクセントサーフェスマットカーボンアトラス、ファインナッパレザー ハニカムステッチング、ドライバーズシート/エクステリアミラーメモリー機能、リヤシートUSB、Bang&Olufsen 3Dサウンドシステムを搭載。さらにRSスポーツエキゾーストシステム、RSダンピングコントロールサスペンションといった機能装備に加えて、特別装備として、5スポークYデザインブラックグラフィックプリント19インチホイール、RSデザインパッケージ エクステンデッドレッド、3ゾーンオートマチックコンディショナーを備え、ボディカラーは、カタログモデルには設定のないメタリックカラーのケモラグレーを採用してます。
この限定モデルのオンライン限定予約は、11月27日(土)15時から12月13日(月)10時までの期間中、アウディジャパン公式ウェブサイトにて応募申し込みを受付、抽選により予約の権利を持つ方を決定します。最初の抽選は12月15日(水)に行い、当選者にはEメールにて案内致します。
Audi RS 3 Sportback 1st editionの車両本体価格(税込)は9,070,000円です。
モデル | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | ステアリング | 車両本体価格(税込) | ||||||
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Audi RS 3 Sportback | 2.5ℓ直列5気筒DOHC ターボチャージャー 400PS/500Nm |
7速 Sトロニック |
quattro | 右 | 7,990,000円 | ||||||
Audi RS 3 Sedan | 2.5ℓ直列5気筒DOHC ターボチャージャー 400PS/500Nm |
7速 Sトロニック |
quattro | 右 | 8,180,000円 |