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2021/12/13Company

2025年までに5,000基以上の急速充電ポイントを新設:IONITYによる大規模な拡張により、アウディの充電サービスが強化(ドイツ本国発表資料)

  • IONITYが独自の高出力充電ネットワークに7億ユーロを投資
  • ヨーロッパ全体で急速充電ポイントを現在の1,500から約7,000基へと拡大
  • 将来的な強化も視野に入れた最大350kWの充電出力
  • Audi e-tronモデル対応の「プラグ&チャージ」機能で充電がさらに便利に

(ドイツ本国発表資料)

2021年11月24日、インゴルシュタット:eモビリティの発展にとって、大規模に展開された充電インフラは重要な基盤を形成します。フォルクスワーゲンが、グループ内のアウディおよびポルシェとともに参加する合弁事業IONITY(アイオニティ)は、2025年までに5,000基を超える急速充電ポイントを新設するために、約7億ユーロの投資を行い、最大出力350kWに対応する充電ステーションを、新たに1,000か所以上設置します。IONITYが打ち出したこの新しいフラッグシップコンセプトと、Audi e-tron各モデルに搭載される「プラグ&チャージ」機能は、お客様の利便性と充電体験を向上させるように設計されています。


eモビリティの成功は、充電インフラの整備に大きく依存しています。24か国で事業を展開するヨーロッパ最大の公共高出力充電(HPC)ネットワークであるIONITYは、電気自動車用の急速充電ネットワークに7億ユーロを投資することを決定しました。アウディも参加するこの合弁事業は、350kWに対応する高出力充電器の数を、現在の約1,500基から、2025年までに約7,000基へと拡大することを予定しています。さらに、設置場所も、現在の幹線道路に限らず、大都市近郊や交通量の多い主要道路も対象とします。その結果、充電器の数は大幅に増加し、現在の約400か所から1,000か所以上へと成長するでしょう。

さらにIONITYは、利用率に応じて、既存の充電ステーションの多くを拡大することも計画しています。新しいステーションにおける充電器の設置数は、当初から6~12基で設計されています。これにより、充電時間と待機時間が大幅に短縮されることになります。さらに、サービスステーションを建造および運営するための土地の取得を進めることも計画しています。IONITYは、屋根付きの充電ステーションまたは飲食施設や店舗を併設した充電施設を建設することにより、顧客体験を大幅に向上したいと考えています。

IONITYによる大規模な拡張により、eモビリティがさらに魅力的に
AUDI AG取締役会会長のマルクス ドゥスマンは次のように述べています。「アウディは、すべての主力セグメントで、製品ラインナップを電気自動車へと転換しています。これは大きな変化ですが、同時に素晴らしいチャンスも提供してくれると考えています」。eモビリティの成功は、広範囲な充電インフラを実現できるかどうかに大きく依存している、と彼は付け加えました。

「製品だけではなく、エコシステム全体がこれまで以上に重要になっています。IONITYの大規模な拡張計画は、充電ネットワークの進歩と改善に重点を置いているため、電気自動車をより魅力的なものにする上で、重要な役割を果たすことになるでしょう」。アウディは、2025年までに20を超える広範囲な電気自動車の導入を予定しています。2026年以降にアウディブランドが発売するすべての新車は、革新的な電気自動車となります。

IONITYはe-tron充電サービスの基盤を提供
アウディはIONITYの創設メンバーであり、立ち上げ当初からの合弁パートナーです。ヨーロッパ全土に設置されたIONITY急速充電ステーションネットワークは、アウディ独自の充電サービスであるe-tron充電サービスの基盤となっています。このサービスは、1枚の充電カードを使用するだけで、ヨーロッパ26か国にある28万基以上の充電ポイントにアクセスすることができます。IONITYネットワークは、ユーザーにも恩恵をもたらし、その充電料金は1キロワット時あたりわずか31セントで、これはドイツの自宅での充電コストとほぼ同じです。

プラグ&チャージ:アウディはRFIDカードやアプリなしの充電を実現
2021年12月から、アウディはIONITYネットワークにおいて「プラグ&チャージ」(PnC)として知られるプレミアムな充電形式を提供します。これは、RFID(無線周波数識別)カードやアプリを使うことなく、簡単かつ安全に電気自動車の充電を行うものです。車両がこの形式に対応するステーションの充電ケーブルと接続されると、暗号化コミュニケーションによって認証プロセスが自動的に始まります。その後、充電プロセスも開始されます。そして最後に、登録された契約に基づいて自動的に請求が処理されます。このシステムを利用できるのは、PnCに対応したAudi e-tron(2021年第48週以降に製造されたニューモデル)で、e-tron充電サービス契約を締結している必要があります。ユーザーは、myAudi appと車両のMMIそれぞれのPnC機能をオンにするだけで、プラグ&チャージを利用することができます。

IONITYネットワークはグリーン電力のみを使用
IONITYは、アウディおよびポルシェを傘下に置くフォルクスワーゲングループ、BMWグループ、フォードモーターカンパニー、ヒュンダイモーターグループ、メルセデスベンツAGといった大手自動車メーカーが参加する合弁会社です。今回初めて、自動車分野以外の企業である、資産運用会社のブラックロックがIONITYの株主となりました。ニューヨークに本社を置く同社は、全世界で事業を展開しており、「Global Renewable Power(グローバル再生可能電力)」と名付けられたプラットフォームを経由して、持続可能な産業や成長の可能性が最も高い企業に投資を行っています。IONITYは、ヨーロッパの幹線道路沿いに、最先端のテクノロジーと最大350kWの充電出力を備えたHPCネットワークを構築し、運営しています。これにより、電気自動車のドライバーは、最大出力による急速充電を行うことができます。IONITY充電ステーションで供給されるすべての電力は、完全に再生可能なエネルギー源から生み出されており、ゼロエミッションでカーボンニュートラルな走行が実現しています。これは、IONITYのサステナビリティに関する真摯な取り組みを証明するものです。

詳細につきましては、プレスキット「Charging with Audi」を参照してください。

同社の合弁事業への投資は、関連省庁による承認が必要です。


※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。

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