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2022/03/03Models

Audi e-tronとともに過ごす冬のノルウェー(ドイツ本国発表資料)

  • 冬の厳しい道路環境にも対応する電動quattro
  • プリエアコンディショナーが提供する優れた快適性
  • インテリジェントなサーマルコントロールにより、冬季でも安心して運転することが可能

(ドイツ本国発表資料)

2022年2月25日、ノルウェー:電気自動車は、冬のノルウェーにどのように対応しているか。2019年以来、Audi e-tronに乗り続けている家族が、その体験を語っています。アウディエンジニアの説明と合わせ、冬季にAudi e-tronがどのようにその性能を発揮するのか解説。


「長い間電気自動車を探していたのですが、私たちのニーズを満たすクルマは見つかりませんでした」とリセロッテ ルンデさん(36歳)は語っています。5人家族の彼女は、新しいファミリーカーを探す際に高い基準を設定しました。すなわち荷物(ベビーカー、自転車、スキー、そり)などを乗せても、家族全員に余裕のある室内スペースがあることです。さらに、冬季でも目的地に到達するための長い航続距離、3人の子供たちを守る最高レベルの安全性も必要でした。

彼らの要件を完全に満たした初めての電気自動車が、Audi e-tronでした。高度なテクノロジーを重視するこの家族は、アウディ初の電気自動車に早くから注目し、2019年春にe-tron 55 quattroを購入しました。

コテージへ出かけるための完璧なクルマ
「冬の間でも、いっさい休憩をとることなくコテージまで走れることは、私たちにとって重要な要素でした」とルンデさんは語っています。電動ドライブトレインは、上り坂でも、冬の道でもまったく問題なく走行することが可能です。この家族が所有するコテージへの最後のアプローチは急坂です。ここで、quattroシステムが本領を発揮します。「Audi e-tron の電動4輪駆動システムは、優れた安全性をもたらしてくれます。どのような天候でも、不安に思ったことはありません。リヤシートには小さな子供が座っていますから、私たちにとって安全性は特に重要です」とルンデさんはコメントしています。

2019年に電気自動車e-tronへ乗り換えたとき、彼らが実感した最大の違いはテクノロジーの進化でした。「私たちのクルマに搭載されているLEDマトリクスヘッドライトは、ノルウェーの暗い冬でも最高度の視界を提供してくれます。ナイトビジョンアシスタントは、道路にヘラジカがいる場合に警告を発してくれます。さらに、アプリ経由で数多くの便利な機能を利用することができます。自宅のベッドから、車両のエアコンディショナーを事前に設定することもできます。Audi e-tronは、単なるクルマではなく、さまざまなサービスを提供してくれる乗り物です。このクルマは、私たちの日常生活における課題を解決してくれました」とルンデさん語ります。

車高調整機能を備えたエアサスペンションも、Audi e-tronをノルウェーの冬に対応できるクルマにしているテクニカルソリューションの1つです。

航続距離の延長
彼らがAudi e-tronを購入したとき、一充電走行距離は417km (WLTP欧州値)でしたが、2021年の秋、ソフトウェアのアップデートによって、一充電走行距離は436km (WLTP欧州値)に延長されました。「私たちにとって、冬季においても航続距離の心配はありません。自宅とコテージの両方で充電ができるようにしてあるので、毎朝“フル充電”の状態で走行を開始することが可能です。通常は80%までしか充電しませんが、それでも日常生活の使用において航続距離の不安はまったくありません」とルンデさんは語っています。

さらに、出発前に車内の空調を調整する機能により、厳しい冬のノルウェーでもすばらしい快適性をもたらしています。「霜や氷がまったく付いていない、暖かく快適なクルマで走り出すことができます。子供たちに厚着をさせたり、冷え切ったクルマに乗る必要がないのは嬉しいですね」と彼女は話します。

インテリジェントなサーマルコントロール
日常生活でストレスなくクルマを利用できる理由の1つとして、アウディ独自のインテリジェントなサーマルコントロールの貢献も見逃せません。「Audi e-tronには、4つの熱回路が設置されています。ヒートポンプは動力コンポーネントおよび周辺の空気から余分なエネルギーを吸収し、乗員コンパートメントとバッテリーを理想的な温度に維持します。これは電気を使用して発熱する従来型のヒーターよりも、最大3倍の効率を実現しています」とAudi e-tronに搭載される高電圧バッテリーのサーマルコントロール開発責任者 ピエール ウォルトマンは説明しています。彼はまた、ルンデさんが話していたように、プリエアコンディショナーの重要性を強調しています。「家庭用ウォールボックスの電源に接続して車両を事前に暖房しておくと、短距離走行を繰り返すときに航続距離が大幅に延びます。冷たいクルマで短距離を走行する場合、走行そのものではなく、車両を暖めるために大量のエネルギーが必要なのです」と彼は続けています。北欧諸国で販売されているAudi e-tronは、バッテリーを加熱するための能力を通常よりも引き上げてあります。この仕様は、ヨーロッパの他の国においても「ウインターパッケージ」の一部として提供可能です。

スマートな暖房のヒント
ルンデさんは、ノルウェーの冬を快適に過ごすための、いくつかの実用的なヒントを教えてくれました。「クルマ全体の暖房を行う時間がない場合、走り出す時に、ステアリングホイールとシートだけは暖めておきます。それによって、快適性が大幅に高まります。短距離であれば、それだけでも十分です」。また、「ルンデさんが説明している、体と接触する部分の暖房は、短距離走行でも航続距離に影響を与えない、賢い方法です。クルマ全体を暖めるよりも、シートやステアリングホイールの接触面を暖めるほうが、はるかにエネルギー消費量が少なくて済みます」とウォルトマンは説明しています。

走行時はナビゲーションを作動
ルンデさんが教えてくれたもう1つのヒントは、短い距離を走行する以外は、必ずナビゲーションをオンにすることです。「コテージまでの道は熟知していますが、必ずナビゲーションはオンにしています」。これに関して、ウォルトマンは説明しています。「目的地を設定したナビゲーションをオンにしていない場合、システムは過去100kmの走行状況をもとに航続距離を算出します。ナビゲーション目的地を入力してオンにすると、e-tronルートプランナーが走行ルートに関する最新情報にアクセスして、エネルギー消費量と航続距離を計算します。つまり、ナビゲーションをオンにしておくと、残りの走行可能距離を正確に把握することができます。システムは、必要に応じて充電のための立ち寄り地点を推奨し、その充電時間を考慮に入れた到着予定時間を計算します」

急速充電時のサーマルコントロールによる利点
家庭用ウォールボックスを活用しているルンデさんは、あまり急速充電を使いません。しかし、長距離走行の場合は、旅の途中で充電しなければならないことがあります。このような場合に、e-tronの高速で安定した充電性能が役立ちます。「最大150kWでの急速充電によって、停車時間が短くなります。その際、もっとも重要なポイントは、充電プロセスの大半で急速充電が利用できることです」とルンデさんは語っています。「急速充電(DC)を行う場合にも、Audi e-tronは、インテリジェントなサーマルコントロールによってバッテリーを管理します。つまり、バッテリーの温度を管理することにより、しない場合と比較してより長い時間、急速充電を継続することが可能になります」とウォルトマンは説明しています。

従来のクルマへの乗り換えは考えられない
「電気自動車への乗り換えにより学んだ最も大切なことは、電気自動車は日常生活の中で、たいへん使いやすいという事実です。夜間にクルマを車庫に入れて充電ケーブルを接続し、myAudiアプリを使用して出発時間を設定することなどは、日常生活の一部となっています」とルンデさんは語ります。この家族は、Audi e-tronがもたらすテクノロジー体験を高く評価しています。「私たちは、アウディは現代的でスマートなクルマをEV市場に投入したことを実感しています」。2019年春から2022年初頭までの間に、ルンデ家のAudi e-tron 55 quattroは3万km以上を走行しています。「Audi e-tronは、厳しいノルウェーの冬にも適用できる電気自動車であることを私たちに確信させてくれました。これこそ未来の姿であり、将来、私たちは電気自動車以外のクルマを選ぶことは考えられません」とルンデさんは結論付けています。

※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。

  • 150kWの急速充電対応等、一部日本には導入されない仕様・装備が含まれます。
  • 日本仕様は、アップデート後のソフトウェアを搭載予定です。

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