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2022/03/18Company

アウディグループ、2021会計年度報告:過去最高の営業利益とネットキャッシュフローを達成(ドイツ本国発表資料)

  • CEOマルクス ドゥスマン:アウディは電動化とデジタル化の未来のための明確な計画を策定
  • CFOユルゲン リッテルスベルガー:非常に困難な環境の中で力強い財務体質を証明
  • 営業利益55億ユーロ、ネットキャッシュフロー78億ユーロ
  • ブランドグループ:共通の目標と相乗効果により数億ユーロの利益が生み出される可能性

(ドイツ本国発表資料)

2022年3月17日、インゴルシュタット:困難な年となった2021会計年度に、アウディは再びその強さを証明しました。アウディグループは、営業利益とネットキャッシュフローにおいて、過去最高の業績を達成しました。2021年の売上高は約530億ユーロでした。営業利益は55億ユーロ、営業利益率は10.4%に達しました。78億ユーロという高いネットキャッシュフローは、非常に優れた自己資金調達力を示すものです。この力強い業績の要因として、半導体不足に対応するための積極的な管理体制、厳格なコスト規律に加え、高い残存価値、ランボルギーニとドゥカティの優れた業績、原材料評価額のプラスの影響、為替効果などが挙げられます。同時に、アウディは強い決意の下で変革の道を歩み続け、電気自動車(BEV)の販売台数を57.5%増やしました。ウクライナでの戦争がアウディグループの事業に及ぼす具体的な影響は、まだ明確に予測することはできません。


AUDI AG CEO(最高経営責任者)マルクス ドゥスマンは、次のように述べています。「Vorsprung 2030 戦略により、アウディは電動化とデジタル化の未来のための明確な計画を立てています。昨年、アウディは、CO2ニュートラル、コネクテッドモビリティに向けたビジネスモデルを変革することにより、私たちが正しい道を進んでいることを印象的に示しました」

販売台数:前年とほぼ同レベル
半導体不足にもかかわらず、2021会計年度のアウディブランドの販売台数は、前年とほぼ同じ水準を維持しました。その一方で、電気自動車の販売台数は力強い成長を記録しました。アウディブランドは昨年、前年とほぼ同じ数値(-0.7%)となる、合計168万512台(2020年:169万2,773台)の車両を販売しました。2021年の上半期には、供給体制の積極的な管理により、前年同期比38.8%増となる98万1,681(70万7,225)台の車両を販売しました。しかし、継続的な半導体不足により、集中的な管理にもかかわらず生産のダウンタイムが発生し、下半期まで続いた高い需要に完全に対応することができませんでした。

電気自動車の力強い成長
電気自動車の販売台数の増加は、電動化へと移行するアウディの明確な方向性を裏付けています。アウディは、前年比57.5%増となる、合計8万1,894台(5万2,011台)の電気自動車を販売しました。この数値に大きく貢献したのは、新型Audi Q4 e-tron(2万1,098台 販売)とAudi e-tron GT quattro(6,896台 販売)でした。

売上高:前年比6.2%増
2021会計年度のアウディグループの売上高は530億6,800万ユーロ(499億7,300万ユーロ)でした。前年比6.2%増となったこの売上高に特に貢献したのは、Q3、Q5、e-tronの各製品ラインナップ、ランボルギーニとドゥカティの優れた価格設定と好調な販売実績でした。競合他社との比較および透明性を確保する目的で、アウディは、新しいEUタクソノミー基準に沿ったレポートを自主的に発行しています。EUタクソノミーに準拠した売上高は、アウディグループの総売上高の12.8%に達しました。

営業利益:過去最高
売上高の増加に加え、厳格なコスト規律、原材料評価額のプラスの影響、為替効果により、営業利益は54億9,800万ユーロ(25億6,900万ユーロ)、営業利益率(ROS)は10.4%(5.1%)になりました。アウディグループは、営業外収益の項目で、中国における事業の大部分を開示しています。中国の事業を営業利益に統合すると、営業利益率は12.5%になります。

営業外収益:中国の事業が再び好調
アウディグループの営業外収益は、14億3,000万ユーロ(16億1,800万ユーロ)でした。そのうち、中国の事業からの収益は11億4,000万ユーロ(10億900万ユーロ)で、再び業績に大きく貢献しました。アウディは、パートナーであるFAW(中国第一汽車集団)およびSAIC(上海汽車集団)とともに、将来、特に電気自動車の分野で、中国における確固たるポジションをさらに強化することを目指しています。2026年までに、アウディは中国における電気自動車のポートフォリオを10車種以上に拡大する予定です。次の主要なマイルストーンは、長年のパートナーであるFAWと共同で、Audi FAW NEV Company Ltd.を設立することです。アウディはこの新しい合弁事業の過半数の株式を保有しています。これにより、アウディはこの地域における電動化製品のポートフォリオを拡大し、プレミアムプラットフォームエレクトリック(PPE)をベースにしたアウディブランドの電気自動車を生産するために、長春に独自の新しい工場を建設する予定です。アウディは、このプロジェクトに約26億ユーロを投資しています。中国市場向けのPPEに基づく最初の電気自動車は、2024年末から新工場で生産を開始する予定です。

ネットキャッシュフロー:新記録
アウディグループのネットキャッシュフローは、2021会計年度に過去最高の77億5,700万ユーロ(45億8,900万ユーロ)に達しました。前年比約70%増となるこの数字は、主に収益の増加、半導体危機に対応した運転資金の積み増し、継続的な投資規律の制定などを反映しています。

アウディの利益分配ボーナス
アウディは、困難な年となった2021年に献身的な貢献を果たした従業員と利益を共有します。ドイツ工場の熟練工が受け取る利益分配ボーナスは、5,670ユーロ(2020年:1,080ユーロ)です。これは、営業利益に応じて分配されるもので、集団賃金協定で定められた固定計算式に基づいています。アウディの子会社でも、利益分配ボーナスに関する規定が定められています。

力強いチームプレー:ブランドグループは大きな目標を設定
2022年の予測には、今回初めて、グループに統合されたベントレーブランドの業績が考慮されています。ブランドグループでは、アウディ、ベントレー、ドゥカティ、ランボルギーニの各ブランドが、電気自動車やデジタルテクノロジーのジョイントロードマップなどで、今後さらに緊密に連携する予定です。ブランドグループ全体として、数億ユーロの相乗効果が生み出される可能性があり、野心的な目標を設定しています。2030年以降は、300万台以上の車両を販売することを目標としています。また、11%を超える営業利益率を目指しています。

2022年度の見通し
AUDI AG財務および法務担当取締役のユルゲン リッテルスベルガーは、次のように述べています。「アウディは、激動の年をうまく乗り越えました。非常に困難な環境の中で、アウディは力強い財務基盤を示し、営業利益とネットキャッシュフローで新記録を樹立しました。私たちの財務実績は、私たちが野心的な計画に対する先見の明を持っているだけでなく、力強い財務基盤も備えていることを証明するものです」

数多くのバックオーダー、継続的な高い需要、固定費に対するさらに厳格な規律を制定することにより、アウディグループは2022会計年度にも優れた業績を達成できると確信しています。半導体の供給状況はやや改善すると見込んでいますが、ウクライナでの戦争による世界経済、業界の成長、アウディグループの収益、財務、資産に関する具体的な影響は、まだ明確に予測することはできません。アウディグループの予測は、2022年2月21日に採択されたため、ウクライナでの戦争の影響は含まれていません。

アウディグループの2022年の販売台数は、180万から190万台になると予想しています。売上高は、力強い価格設定ポジションが維持され、620億から650億ユーロの間になると予想しています。営業利益率は、9〜11%の範囲になると見込んでいます。運転資金はわずかに増加して、正常な状態に戻り、投資活動が増加していることを考慮すると、ネットキャッシュフローは45〜55億ユーロの範囲になると予測しています。

Vorsprung 2030:電動化およびデジタル化への変革の次の段階
マルクス ドゥスマンCEOは、次のように述べています。「今年は、持続可能性、電動化、デジタル化のトピックにさらに重点を置き、2030年までの変革コースの次の段階を開始します。これには、内燃エンジンの段階的廃止、エレクトロモビリティの包括的なロードマップ、フォルクスワーゲングループが所有するソフトウェアユニットCARIADとの共同作業による新しいデジタルビジネスモデルとサービスの立ち上げなどが含まれます」

明確な意思決定と野心的な目標により、アウディは持続可能なビジネスモデルへの変革を体系的に進めています。企業戦略 Vorsprung 2030 の重要な側面として、アウディは2021年半ばに、内燃エンジン搭載車を撤廃するドイツ初のプレミアムメーカーになることを決定しました。2026年以降、アウディが全世界の市場で新たに発表するモデルは、すべてが電気自動車となります。同年、アウディは20以上の電気自動車を提供することを計画しています。アウディは、段階的な脱炭素化に向けて、バリューチェーン全体(中国で現地生産された車両を除く)に沿った車両関連のCO2排出量を、2018年の基準年と比較して2030年までに40%削減する予定です。

Audi A6 Avant e-tron concept:Avantは、今後も魅力的なステーションワゴンの代名詞となる
アウディは、電気自動車のポートフォリオを拡充する次の重要なステップとなる、A6 Avant e-tron conceptを発表しました。Audi A6 e-tronの市販モデルは、ミッドレンジおよびプレミアムクラス向けのプラットフォームである、プレミアムプラットフォームエレクトリック(PPE)をベースにした最初の電気自動車となります。それにより、アウディは電気自動車のポートフォリオを重要なセグメントに拡大し、電動化への道を推進します。

包括的なモビリティエコシステム
電気自動車と自動運転によるモビリティへの移行に伴い、お客様はこれまで以上に、競合他社との差別化要因となるエコシステムに注目しています。最初のステップとして、アウディは包括的な充電ステーションの拡充によって、eモビリティへの準備を強化しています。アウディが提供するe-tron充電サービスでは、1枚の充電カードがあれば、ヨーロッパ26か国の32万を超える充電ポイントを利用することが可能です。e-tron充電サービスに対応した充電ポイントの数は、過去3年間で4倍以上になりました。さらに、アウディはニュルンベルクで、プレミアムな急速充電を実現するためのパイロットステーションであるAudi charging hub(アウディ チャージングハブ)の立ち上げに成功しました。今年の後半には、この柔軟なコンセプトプラットフォームの拡大を包括的にテストするために、コンパクトな設計による2番目のパイロットプロジェクトがチューリッヒで開始されます。

アウディは、充電インフラの拡大に加えて、データベース事業の拡大にも力を入れています。たとえば、フォルクスワーゲングループが所有するソフトウェアユニットのCARIADは、戦略的パートナーシップのサポートを受けながらソフトウェアの開発を加速し、的を絞ったスキルを構築しています。さらに、アウディは革新的なデジタルサービスの提供にも焦点を合わせています。その一例は、車内を車載エンターテインメントの体験空間に変えるホロライド(holoride)の統合です。このバーチャルリアリティベースのエンターテインメントに対応する車両は、今年の夏に発売されます。

アウディは将来、ESG格付けを公表
アウディは、持続可能なビジネスモデルは、環境に関する基準だけでなく、その社会的責任と優れたコーポレートガバナンスの認識によっても測定されるべきであると確信しています。そのため、アウディは、ESGを Vorsprung 2030 の戦略的活動分野として定義し、企業および製品に関連するすべての決定にESG基準を組み込んでいます。この基盤を提供するのが、堅牢なESG管理システムです。アウディは、競合他社との比較と透明性を高めるために、新しいEUタクソノミー基準に従って自主的にレポートを発行するだけでなく、将来的には独立機関によるESG格付けを受ける予定です。

リッテルスベルガーは次のように述べています。「私たちは、ESGパフォーマンスに関しても卓越した企業になりたいと考えています。持続可能性がすべての事業部門に定着していることにより、アウディはより堅牢な企業になり、将来に適合し、価値を高めることができます。ESGは“繁栄するためのライセンス”を確保するための要素なのです」


アウディ グループの業績(抜粋)

      2021年   2020年 
アウディ ブランド 販売台数   1,680,512   1,692,773 
アウディ グループ 売上高(単位:百万ユーロ)  53,068   49,973 
アウディ グループ 特別項目計上前営業利益(単位:百万ユーロ)    5,546   2,739 
アウディ グループ 特別項目計上前営業利益率(%)   10.5   5.5 
    
アウディ グループ 営業利益(単位:百万ユーロ)  5,498   2,569 
アウディ グループ 営業利益率(%)   10.4   5.1 
    
アウディ グループ ネットキャッシュフロー(単位:百万ユーロ)   7,757   4,589 
アウディ グループ 純流動性資産(単位:百万ユーロ)  22,674   22,377 
    
アウディ グループ 投資収益率(ROI)(%)   16.7   7.4 

詳細ならびに2021会計年度の洞察、アウディにおける持続可能な管理方法は、Audi Report 2021に 記載されています。


※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。

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