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2023/05/12e-Mobility

「エネルギー移行は、ドイツにとって競争力を高める絶好の機会」: AUDI AG CEOドゥスマン、ルートヴィヒ エアハルト サミットで語る

(ドイツ本国発表資料)

2023年5月4日 グミュント アム テーガンゼー:ビジネス、政治、学界、メディアの世界的な権威が参加するLudwig Erhard Summit(ルートヴィヒ エアハルト サミット)では、「戦争や危機の数年後に、新たな経済ブームの希望を持つことはできるのか?」がテーマとなりました。サミット2日目は、AUDI AG最高経営責任者(CEO)マルクス ドゥスマンによる持続可能なモビリティに関する基調講演で始まりました。その後のパネルディスカッションで、ドゥスマンはグリーンモビリティの未来について意見を述べ、エネルギー転換によってもたらされる課題と機会についての考えを共有しました。主な発言内容は、以下のとおりです。


持続可能なモビリティについて…
●「2021年、アウディは自動車メーカーとして、初めて内燃エンジンの完全なフェーズアウトの日付を設定しました。現在、米国のインフレ抑制法のような政治的動きは、私たちが正しい軌道に乗っていることを確認するものです」

ドイツにおけるエネルギー転換について…
●「気候変動は、私たちができる限り早く再生可能エネルギー源に切り替えることを強制しています。また、ウクライナの戦争が化石燃料の輸入から離れるための別の契機となっています。ドイツではエネルギー転換を加速する必要があります」
●「新しいテクノロジーの開発に加え、エネルギーの生成と貯蔵の両方に関して、官民パートナーシップレベルでのエネルギー移行のための新しいアイデアも必要です」

国際競争力について…
●「高額な産業用電気料金は、企業にとって大きな負担となっています。これらの価格は、ビジネス拠点としてのドイツの地位を脅かしています。割引料金が提供されることで、雇用を守ることができます」
●「米国のインフレ抑制法は、持続可能なテクノロジーの推進にとって現実的な影響力を持っています。企業が利益を重視する上で、このような相当額の補助金を無視することはできません。そのため、私たちは北アメリカでの活動拡大に向けて慎重に検討しています」
●「エネルギー転換は、ドイツとヨーロッパがさらに競争力を高める絶好の機会です。最先端の持続可能なテクノロジーに基づいて、私たちはヨーロッパにおける独自のポジショニングを確立し、世界市場でその存在感を発揮することができます。気候を保護しながら輸出を増やすという私たちの見解は、決して矛盾するものではありません。それらは、私たちにとって競争上の優位点になり得るものです」

Weimer Media Group(ウェイマーメディアグループ)が主催するルートヴィヒ エアハルト サミットは、ビジネスと政治の世界におけるオピニオンリーダーと意思決定者を招いて毎年開催されています。この2日間のイベントは、ドイツのグミュント アム テーガンゼーで開催されました。今年は、スピーカーとして、ドイツの政治家クリスチャン リントナー、ラース クリングバイル、フリードリヒ メルツ、リカルダ ラングが招待されました。また、AUDI AG CEOマルクス ドゥスマンとセールスおよびマーケティング担当取締役(CMO)ヒルデガルト ヴォートマンによる基調講演に加え、彼らはパネルディスカッション、「Germany needs courage, not fear」(ドイツは恐れではなく、勇気を必要としている)にも参加しました。サミットの長年のモビリティパートナーであるアウディは、会場にAudi activesphere conceptを展示すると同時に、ゲストの送迎用に最新の電気自動車を提供しました。

※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。

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