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2023/06/13Sustainability

アウディ、グリーンテック フェスティバル 2023に参加: 循環型経済に焦点、ガラスリサイクルパイロットプロジェクト本格稼働

  • 使用済みガラスを新しいガラスへ:この秋から再生ガラスをAudi Q4 e-tronに標準採用
  • 「GlassLoop」、ドイツのサステナビリティ プロジェクト アワードを受賞
  • サステナビリティカンファレンスで循環型経済に焦点を当てる

(ドイツ本国発表資料)

2023年6月7日、インゴルシュタット:アウディは近くAudi Q4 e-tronのフロントウインドウに、修理できないウインドウのリサイクル素材を最大30%含むガラスを採用し、これまで行ってきたガラスリサイクルのパイロットプロジェクト「GlassLoop」を、さらに本格稼働させます。アウディは、パートナー企業と協力して、この種のガラスリサイクルを確立する初めてのプレミアム自動車メーカーです。従来、修理できない車両のウインドウ(主にフロントガラスやパノラミックルーフ)は、いわゆるダウンサイクルとして知られるボトルや断熱材など、それほど品質要件の厳しくないコンポーネントに使用されてきました。このパイロットプロジェクトにより、リサイクルされたガラスが、新品と同等の品質であることが初めて実証されました。6月14日から16日までベルリンで開催される「グリーンテック フェスティバル2023(GREENTECH FESTIVAL)」で、このリサイクルプロジェクトの詳細を展示します。アウディは設立パートナーとして、2020年から持続可能性に焦点を当てた「グリーンテック フェスティバル」をサポートしています。


アウディの「GlassLoop」プロジェクトは、パートナー企業であるReiling Glas Recycling、Saint-Gobain Glass、Saint-Gobain Sekuritと協力して、リサイクルされた素材を市販モデルの生産に組み込む方法を採用しています。パートナー企業は約1年をかけて、ダメージを受けた自動車用ガラスからAudi Q4 e-tron用の新しいフロントガラスを製造する方法をアウディと共同でテスト。その結果、このプロセスを本格稼働させる準備が整いました。このリサイクルでは、最初に革新的な方法で、車両のウインドウを小さな破片に粉砕します。その後、接着剤の残留物など、ガラス以外の素材をすべて除去します。パートナー企業は、このようにして得られたガラス顆粒を溶解し、自動車用板ガラスの製造プロセスに投入します。この方法で製造されたガラスの二次含有量は最大30%です。その目的は、現在計画されている生産台数に基づき、Audi Q4 e-tronの生産期間全体に渡って、十分な量のリサイクル素材を提供することです。このように生産されたフロントガラスは、2023年9月からAudi Q4 e-tronの生産に使用される予定です。

アウディのサプライチェーンでサーキュラーエコノミー プロジェクトマネージャーを務めるフィリップ エーダーは、次のように説明しています。「修理できなくなった車両の窓を、再び新車の生産に適した状態に加工することにより、全体として必要な原材料の量が削減されると同時に、車両ウインドウのダウンサイクルを回避することもできます」。その結果、リサイクルされたガラス顆粒を使用することで、石英砂などの主要な素材の採掘量を減らすことができます。

ガラスリサイクル部門のサステナビリティ アワードを受賞
「GlassLoop」プロジェクトは、アウディのサプライチェーンに適用される「Act4Impact」プログラムの一環として行われています。このプログラムのビジョンは、アウディのサプライチェーンが、人々と環境に可能な限り負荷を与えないようにすることです。この取り組みが功を奏し、アウディは他の2社とともに「リサイクルコンセプト」部門でドイツのサステナビリティ プロジェクト アワードを受賞しました。この賞は、Deutsches Institut für Service-Qualität(ドイツ サービス品質研究所)、ntvニュース ネットワーク、およびブリギッテ ツィプリース(ドイツの元経済エネルギー相)が支援している『DUP UNTERNEHMER』誌によって授与されました。

将来的にアウディは、さらなる素材リサイクルの確立を目指しています。この取り組みでは、環境に優しく経済的にも価値のある二次素材の使用を増やしたいと考えています。AUDI AG最高経営責任者(CEO) マルクス ドゥスマンは、次のように述べています。「私たちの目標は、できるだけ多くの素材を高品質な状態でリサイクルして、生産で再利用することです」。これにより、貴重な一次素材が節約され、製品が環境に与える負荷を軽減することができます。

循環型経済の目標は、素材の品質とグレードを可能な限り長く維持することです。これは、素材を自動車産業内で再び使用できるようにして、品質要件の低い用途に使われることを避けるためにも重要です。これはアウディが注目している分野の1つであり、例えば、ライフサイクルの終わりに達した車両から回収した素材の活用を意味します。その目的は、リサイクルプロセスによる素材の品質低下、つまりダウンサイクルを可能な限り減らすことです。

アウディは、「グリーンテック フェスティバル」のパビリオンで、スチール、アルミニウム、プラスチックなどの極めて多様な素材を、どのように循環させることが可能なのかを示しています。今年で5回目を迎えるこのイベントでは、190を超える出展者と約120人の講演者が参加し、1万5,000人以上の来場者が見込まれています。ベルリンの旧テーゲル空港の敷地内で開催されるヨーロッパ最大のグリーンイノベーションフェスティバルのプログラムには、 公開フォーラム、パネルディスカッション、基調講演、ブートキャンプなどが含まれます。この「グリーンテック フェスティバル」は、サステナビリティ関連事業の起業家であるニコ ロズベルグと2人のエンジニア、マルコ フォイトとスヴェン クリューガーによって設立されました。

アウディ環境財団の奨学金受給者が「グリーンアワード」候補に選出
このイベントのもう1つのハイライトは、持続可能性の向上に関するアイデアに熱心に取り組んでいる個人、団体、企業、スタートアップ、イノベーションを称える「グリーンアワード」です。このアワードには、環境活動家のシャロナ シュナイダーが「ヤングスター」部門にノミネートされており、6月14日(水)に授与されます。アウディ環境財団の奨学金受給者である彼女は、「Tuesdays for Trash」(火曜日にはゴミを拾おう)キャンペーンで、世界中のゴミを収集する活動を先導しています。

Mission:Zero
アウディは2050年までに、生産拠点のネットカーボンニュートラル*を達成したいと考えています。このために、アウディは環境プログラム「Mission:Zero」により、生産と物流における環境負荷の削減を目的として、すべてのアプローチを統合しました。この環境プログラムは、脱炭素化にとどまらず、効率的な水利用、資源効率、生物多様性の保護と保全をサポートします。

「Mission:Zero」を掲げるアウディは、「グリーンテック フェスティバル」のスタンド設営にあたり、持続可能でリサイクル可能な素材を使用し、多様性に富んだモジュール式展示スタンド構造を採用します。

アウディ環境財団によるプロジェクト
今回のイベントにおいて、アウディ環境財団は、米国の沿岸地域を修復するプロジェクトを含む、さまざまな資金提供プロジェクトを紹介します。カリフォルニアの環境保護活動「Save the Bay」および東海岸 のチェサピーク湾財団は、健全で回復力のある生態系維持のため、沿岸水域の保全を支援しています。 タイでは、アウディ環境財団がフェリー ポルシェ財団およびエバーウェーブと協力し、ゴミ収集船を使用して、首都バンコク周辺の川や運河からゴミを除去しています。この清掃活動と並行して、専門の廃棄 物処理施設も建設する予定です。

アウディスタンドで紹介される「URBANFILTER」(アーバンフィルター)プロジェクトでは、アウディ環境財団とベルリン工科大学が道路排水用の革新的なフィルターモジュールを開発しています。ベルリン工科大学の研究室でのテストでは、このフィルターが非常に効果的に機能することが示されました。テスト段階で、フィルターは自然に発生する道路の汚れ、タバコのフィルター、最大3mmのマイクロプラスチック(プラスチック顆粒)、キャンディの包み紙、使い捨てコーヒーカップの蓋などを、詰まらせることなく捕捉することができました。このフィルターは、小雨の時だけでなく、激しい雨が降っている場合でも機能します。

すべての情報を一目で確認:Audi sustainability hub(アウディ サステナビリティ ハブ)
アウディは、すべての部門で生態学的持続可能性を追求し、社会的責任を果たし、優れたガバナンスに関するESG基準を適用しています。Audi sustainability hubには、これらの情報がまとめて掲載され、Audi MediaCenterからアクセス可能です。


アウディおよびパートナー企業による「グリーンテック フェスティバル」イベント

2023年6月15日(木)
10:30 ~ 11:00     アウディ ハンガリーの生産における脱炭素化に関するパネルディスカッション(アウディスタンド)
11:00 ~ 11:30サプライチェーンにおける人権デューデリジェンス(適正評価手続き)に関するパネルディスカッション(アウディスタンド)
11:15 ~ 12:00サプライチェーンのサステナビリティに関するパネルディスカッション(グリーンテック フェスティバル、Deepdiveステージ)
11:30 ~ 12:00サプライチェーンにおける責任ある購買プロセスと多様性に関するパネルディスカッション(アウディスタンド)
15:00 ~ 15:30循環型経済に関するパネルディスカッション(アウディスタンド)
15:30 ~ 16:30アウディ環境財団によるパネルディスカッション(アウディスタンド)

2023年6月16日(金)
10:30 ~ 11:00     アウディ ハンガリーの生産における脱炭素化に関するパネルディスカッション(アウディスタンド)   
11:00 ~ 11:30サプライチェーンにおける人権デューデリジェンスに関するパネルディスカッション(アウディスタンド)
11:30 ~ 12:00サプライチェーンにおける責任ある購買プロセスと多様性に関するパネルディスカッション(アウディスタンド)
12:00 ~ 12:30マルコ フィリピによるパネルディスカッション「実践中の循環型経済」(グリーンテック フェスティバル、メインステージ)
15:30 ~ 16:30アウディ環境財団によるパネルディスカッション(アウディスタンド)


*CO2排出量「正味ゼロ」に関するアウディの定義では、あらゆる削減対策を採用した後でアウディの製品や活動によって排出、もしくはアウディのサプライチェーン、製造、リサイクルにおいて現段階では排出が避けられないCO2は、世界各地で実行する自主的プロジェクトで相殺することを意味しています。車両の使用段階で排出されるCO2、すなわちお客様へ納車された時点から発生するCO2排出量は考慮されていません。

※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。

参考リンク

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