
- Hitotsuyama Audi R8 LMS、総合3位、表彰台を獲得
アウディ ジャパン(東京都品川区:ブランド ディレクター マティアス シェーパース)は、Audi Sport customer racingプログラムとしてサポートするカスタマー(プライベート)チームHitotsuyama Racingが、5月31日(土)から 6月1日(日)に、富士スピードウェイにて開催されたスーパー耐久シリーズ2025 第3戦となる「富士24時間レース」に、Hitotsuyama Audi R8 LMSとして参戦し、総合3位(ST-Xクラス3位)表彰台を獲得しました。
今年8回目となる富士24時間レースには、過去最多となる10クラス、60台が参加しました。Hitotsuyama Audi R8 LMSが参戦したST-Xは、市販モデルをベースにパフォーマンスを高めレーシングパーツを採用した、最も高性能なGT3マシンによって競い合いました。今年の富士SUPER TEC 24時間レースには、かつてAudi R8 LMSでSUPER GT GT300クラスにAudi Team Hitotsuyamaとして10年連続参戦、3回の優勝を誇るHitotsuyama Racingが、鈴木 建自、小川 颯太、ジェームス プル(James Pull)、猪爪 杏奈、川端 伸太朗の5名により、Audi R8 LMS GT3でST-Xクラスに参戦しました。
Hitotsuyama Audi R8 LMSは、土曜日の予選で総合3位を獲得し、続く日曜日の決勝では、レース序盤から 巧みなタイヤ戦略と安定した走行により、ファステストラップを更新しながら徐々に順位を上げて首位を奪取しました。夜間の濃霧や赤旗中断といった波乱のレース展開の中でも、着実に周回を重ねて上位争いを展開し、終盤のトラブルで8周のロスを喫するも、チームによる迅速な修復でレースに復帰して再び安定した走行を重ね、激闘を3位で終えました。
アウディ ジャパンは2016年からAudi Sport customer racingパーツトレーラーを全国のサーキットに配備してレースに参戦するカスタマーチームをサポートしています。2025年度も専用のトレーラーにボディ、トランスミッション、エンジン等、レース車検に適合した4,398アイテム、約13,000点の部品を積載し、いかなるレース展開にも対応できるように体制を整えて、スーパー耐久に参戦するチームと共にサーキットを転戦しています。
第2世代のAudi R8 LMS GT3 evo IIは、ハイパフォーマンスモデルをベースとするFIA-GT3マシンとして、SUPER GTをはじめとする様々な国際的なGTレースに出場して好成績を収め、速さに加え、高い安全性と耐久性、整備性、そして優れたコストパフォーマンスを証明してきました。特に、2024年のニュルブルクリンク24時間レースでは7回目の総合優勝を達成し、アウディは2009年の初参戦以来、GT3カテゴリーで最も成功したメーカーとしての地位を確立しています。