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2020/08/11Motorsport

アウディ、フォーミュラE第7戦で3位表彰台を獲得

  • ディ グラッシが6番グリッドからスタートして3位フィニッシュ
  • 上位6台のうち3台がAudi e-tron FE06

2020年8月6日 ベルリン:電気自動車のレースシリーズ、FIAフォーミュラE選手権の第7戦がベルリンで開催されました。新型コロナウィルスの影響により中断し、再開したフォーミュラEの「ベルリン6連戦」の2戦目のレースで、Team Audi Sport ABT Schaeffler(チーム アウディ スポーツ アプト シェフラー)のルーカス ディ グラッシが今季初の表彰台を獲得しました。6番グリッドからスタートしたディ グラッシは、ポジションを3つ上げて3位でチェッカーを受けました。ピットレーンスタートとなったレネ ラストは、ポイント獲得にはわずかに及ばず、13位でフィニッシュしました。


6連戦の初日、8位となったディグラッシが、印象的なレースで表彰台争いに復帰しました。ブラジル人ドライバーのディ グラッシは、午前中に行われたフリープラクティスでファステストラップを記録し、予選では上位6人のドライバーで争われる“スーパーポール”に進出。決勝レースでは、序盤に2つポジションを上げ、その後はアウディカスタマーチーム Envision Virgin Racing(エンヴィジョン ヴァージン レーシング)のロビン フラインスと激しいバトルを展開し、僅差で彼のマシンをかわしてフィニッシュラインを通過しました。

ディ グラッシは、次のようにコメントしています。「表彰台に上がることができて、素晴らしい1日となりました。私たちは一晩中ハードワークを続け、前日と比較してマシンの戦闘力を大幅に高めました。それでも、レースでは厳しい戦いとなりました。今後もマシンのパフォーマンスをさらに引き出すことができるように、努力を続けるつもりです。次戦から変更になるコースレイアウトは、私たちのマシン特性に合っているはずです」

チームメイトのレネ ラストは、ディ グラッシが6連戦の初戦に遭遇したのと同様の不運に直面しました。ラストは、次のようにコメントしています。「予選では少しリスクを取りすぎました。第1コーナーのブレーキングで、右フロントタイヤがロックしてしまったのです。結果として、コースから完全に外れて、予選最後尾となってしまいました」

ラストは、ピットレーンからスタートしましたが、決勝レースではポジションを大きく挽回しました。最終的に、このドイツ人ドライバーは、わずか1.7秒差でポイントの獲得を逃しました。しかし、今回のレースで、ラストは多くの経験を得ることができました。彼は、フォーミュラE選手権ではルーキーですが、2017年にはドイツツーリングカー選手権(DTM)でチャンピオンを獲得している経験豊かなドライバーです。

チーム代表のアラン マクニッシュは、次のように述べています。「昨日のレース(ベルリン第6戦)では苦戦しましたが、今日は全体的に満足できる内容だったと思います。水曜日と比べて、マシンの戦闘力をかなり改善することができました。ルーカスの走りは非常に力強く、彼ならではのファイティングスピリットが前面に出ていました。彼は現在、ドライバーズランキングで2位となっています。レネは、予選でうまくいかなかったのが残念です。予選のポジションが良ければ、今回のレースでもポイントを獲得していたと思います」

Envision Virgin Racingのロビン フラインスとサム バードは、それぞれ4位と6位でフィニッシュしました。それにより、今回のレースでは、上位6台のうちAudi e-tron FE06が3台を占める結果となりました。

FIAフォーミュラE選手権の第8戦と第9戦は、8月8日と9日に、今回と同じベルリンで開催されます。コースレイアウトは、Team Audi Sport ABT Schaefflerが過去2シーズンで優勝したときと同じレイアウトに変更されます。


※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。

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