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2026/03/19Company

アウディ グループ 2025会計年度を堅実な業績で締めくくる

  • AUDI AG CEOデルナー:「アウディは2025年に大胆な決断を下し、現在の課題に対する答えを持っています」
  • AUDI AG CFOリッタースベルガー:「私たちは困難な1年を堅実な財務体制で締めくくりました。大切なことは、アウディがより効率的で、競争力があり、収益性の高いブランドになるために、あらゆる運営上および財務上の機会を捉えることです」
  • 売上高は655億ユーロに増加、営業利益は34億ユーロ、ネットキャッシュフローは34億ユーロに達しました。

*本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。

(ドイツ本国発表資料)2026年3月17日、インゴルシュタット:アウディ グループは、2025会計年度において堅実な財務業績を達成しました。売上高は655億ユーロに増加し、営業利益は34億ユーロ、営業利益率は5.1%となりました。ネットキャッシュフローは34億ユーロに達しました。アウディは、ポートフォリオの刷新と構造改革を迅速に進めました。アウディの電気自動車は過去最高の販売台数を記録し、中国では姉妹ブランドAUDIの最初のモデル、AUDI E5 Sportbackが発売されました。アウディは2026年に向けても意欲的な計画を掲げています。新しいエントリーレベルの電気自動車ファミリーとなるAudi A2 e-tronや、新しいフラッグシップSUVとなるAudi Q9などの主要モデルを公開するとともに、様々なマーケットの顧客ニーズに合わせたポートフォリオの最適化を推進します。そして、アウディのFormula1デビューは、すべてのモータースポーツファンにとってのハイライトとなるでしょう。


AUDI AG CEO ゲルノート デルナー(Gernot Döllner)は次のように述べています。「地政学的な不確実性と世界的な競争圧力により、自動車業界は昨年も引き続き気の抜けない状況が続きました。このような時期にもアウディには適切な答えがあり、大胆な決断を下します。2025年、私たちは中国専用の姉妹ブランドAUDIから最初のモデルを導入し、徹底的に無駄を削ぎ落とした新しいデザインを披露しました。2026年も主要ニューモデルの導入、ならびに強力なパートナーシップの構築、そしてFormula1初参入を通じて、刷新を推し進めます。このようにして、私たちは世界的な競争における推進力を加速させます」。

AUDI AG CFO ユルゲン リッタースベルガー(Jürgen Rittersberger)は、次のように述べています。「アウディは、2025年の困難な状況下で、回復力のあるパフォーマンスを実現しました。特に米国の関税は私たちに大きな影響を与えました。年末の販売台数の堅調な推移、高いコスト規律、そしてパフォーマンスプログラムの着実な実施により、私たちの業績は支えられています。同時に、マージンと効率性への圧力は依然として高いままです。今年、私たちは再び長期的な財務目標を達成するために全力で取り組みます。大切なことは、アウディをより効率的で、競争力があり、収益性の高いブランドにするために、あらゆる運営上および財務上の機会を捉えることです。永続的な成功には、時間、規律、そして回復力が必要です」。

電気自動車の販売台数が大幅に増加
2025年は、困難な地政学的および経済的環境、そして激しい競争にさらされた1年でした。同時に、アウディは数多くのモデルのアップデートとニューモデルを発表しました。多くの課題にもかかわらず、アウディ、ベントレー、ランボルギーニ、ドゥカティからなるブランドグループプログレッシブ1は、安定した販売台数を達成し、2025年には1,644,429台(2024年:1,692,548台)の自動車と、50,895台(2024年:54,495台)のモーターサイクルを顧客に販売しました。アウディブランドは、1,623,551台(2024年:1,671,218台)を販売しました。モデル戦略は徐々に効果を現しており、9月から年末にかけての全世界の販売台数は、毎月前年の台数を上回りました。電気自動車は大幅に成長し、アウディブランドは223,032台(2024年:164,480台)の電気自動車を販売、前年比36%増となりました。新型モデルであるAudi Q6 e-tron(約84,000台)および Audi A6 e-tron(約37,000台)が特に人気を博しました。

売上高、営業利益、利益率、ネットキャッシュフローは目標範囲におさまる
アウディ グループの売上高は、主に電気自動車の比率の高まりとグループ内のCupraモデル2の販売により、2025年に655億300万ユーロ(2024年:645億3,200万ユーロ)に達しました。営業利益は33億7,100万ユーロ(2024年:39億300万ユーロ)となりました。特に米国の関税が12億ユーロのマイナス影響を及ぼしたほか、CO2コンプライアンスに関する引当金や、アウディの将来に向けた労使協定関連費用も影響しました。さらに、Dセグメント向けにグループ内で共同開発する電気自動車プラットフォームの計画変更が追加のコスト要因となりました。これに伴い、営業利益率は2025年に5.1%(2024年:6.0%)に低下しました。ネットキャッシュフローは34億2,200万ユーロ(2024年:30億7,200万ユーロ)と前年を上回りました。11.4%の増加は、徹底したコスト管理と投資規律によるものです。その結果、主要な財務数値はすべて、年度中に調整された通期予想に沿ったものとなりました。

アウディは困難な1年の中での従業員による貢献が大きかったと認識し、利益の一部を従業員に分配します。ドイツ国内のアウディ工場の従業員には、それぞれ1,740ユーロの利益分配金が支給されます。これは、労働協約で定められた営業利益などに基づいた計算式により算出されています。

さらに、従業員1人あたり1,100ユーロが企業年金として拠出されます。合計すると1従業員あたり2,840ユーロの支給となります。

ブランドグループ:ランボルギーニが再び好調な業績を記録
ランボルギーニは2025年、前年をわずかに上回る10,747台(2024年:10,687台)を販売し、売上高は31億9,700万ユーロ(2024年:30億9,500万ユーロ)に増加しました。営業利益は7億6,800万ユーロ(2024年:8億3,500万ユーロ)となりました。営業利益率は24.0%(2024年:27.0%)でした。

ベントレーは、2025年の厳しい市場環境下で10,131台(2024年:10,643台)を販売しました。売上高は26億1,500万ユーロ(2024年:26億4,800万ユーロ)でした。営業利益は2億1,600万ユーロ(2024年:3億7,300万ユーロ)となり、営業利益率は8.3%(2024年:14.1%)となりました。

ドゥカティは、昨年50,895台(2024年:54,495台)のモーターサイクルを販売しました。売上高は9億2,500万ユーロ(2024年:10億300万ユーロ)でした。営業利益は5,200万ユーロ(2024年:9,100万ユーロ)に減少し、営業利益率は5.6%(2024年:9.1%)となりました。

金融損益、税引後利益
アウディ グループの2025年度の金融損益は22億300万ユーロ(2024年:10億9,700万ユーロ)でした。この金融損益には、中国でのビジネスによる5億400万ユーロ(2024年:6億5,100万ユーロ)が含まれています。税引後利益は46億1,700万ユーロ(2024年:41億8,900万ユーロ)に増加しました。

2026年度の展望
今年度、アウディ グループの売上高は630億から680億ユーロの範囲となり、営業利益率は6%から8%の範囲になると見込んでいます。アウディ グループのネットキャッシュフローについては、30億から40億ユーロの範囲になると予測しています。詳細につきましてはAudi Report and Fact Packをご覧ください。

2026年、多数の新型モデル投入と地域戦略の拡大
2024年から2025年にかけて20モデル以上のニューモデルを投入したことで、アウディは現在、競合他社の中で最も若いポートフォリオを擁しています。アウディは2026年もモデルの刷新を継続します。注力するのはAudi Q9、およびコンパクトセグメントのAudi A2 e-tronです。その他にも第3世代のAudi Q7、アップデートされるAudi Q4 e-tron、そして新型Audi RS 5がハイライトとして挙げられます。

Audi Q9およびAudi Q7は、米国でのアウディの存在感を高めます。特にAudi Q9は、世界第2位の自動車市場である米国の顧客ニーズに合わせて特別に用意されたモデルです。さらに、2026年は新型Audi Q3モデルも米国で発売され、米国市場でのアウディのプレミアムSUVポートフォリオは最も若いものとなります。

アウディは中国においても商品戦略を引き続き推進します。FAWおよびSAICの両パートナーとともに、アウディは2つのブランドを持ち、電気駆動モデルから内燃機関モデルまで、幅広い商品ポートフォリオを展開しています。今年、アウディはAudi A6L e-tronと、新しい中国専用ブランドAUDIの2つ目の量産モデルとなるAUDI E7Xを発売します。最初のモデルAUDI E5 Sportbackは、2025年秋より中国のポートフォリオに加わっています。

将来に向けた労使協定は計画通り進展
2025年、アウディの取締役会と労働者代表委員会は、ドイツ国内の拠点の将来的な持続可能性と競争力を確保するため、将来に向けた労使協定を締結しました。実施は予定通りで、2027年までに予定する最大6,000人の人員削減のうち65%が完了もしくは合意に至っています。さらに2029年までには退職制度を通じた最大1,500人の削減を計画しています。不安定な環境下において、雇用保護プランの2033年末までの延長、および2029年までのドイツ国内工場への投資継続は、ビジネス拠点であるドイツに対する強いコミットメントを示しています。

Formula 1参戦:アウディの新たな幕開け
モータースポーツの最高峰への参入により、アウディはその歴史におけるエキサイティングな新たな幕開けを迎えます。Audi Revolut F1 Teamは、新シーズンから初参戦し、開幕戦は3月8日のオーストラリアグランプリでした。この参戦でアウディは、ブランドの世界的な認知度を高めるだけでなく、モータースポーツ精神を企業文化に浸透させることを目指しています。デルナーは次のように述べています。「私たちのFormula 1参戦は、アウディが自らを再編する準備ができていることを示しています。それは、迅速な判断、チームプレイ、そしてサーキットを超えたパフォーマンスとイノベーションへの妥協のない取り組みです。Audi Revolut F1 Teamは、アウディ全体にとってパワフルなロールモデルとなります」。


アウディ グループの主な業績(抜粋)

2025年 2024年
ブランドグループ 販売台数 1,644,429 1,692,548
アウディブランド 販売台数 1,623,551 1,671,218
売上高(単位:百万ユーロ) 65,503 64,532
営業利益(単位:百万ユーロ) 3,371 3,903
営業利益率(%) 5.1 6.0
ネットキャッシュフロー(単位:百万ユーロ) 3,422 3,072
金融損益(単位:百万ユーロ) 2,203 1,097
税引前利益(単位:百万ユーロ) 5,574 5,000
税引後利益(単位:百万ユーロ) 4,617 4,189
EUタクソノミーに準拠した売上高の割合(%) 14.4 10.2

アウディ グループの予測

2026年
売上高(単位:10億ユーロ) 63-68
営業利益率(%) 6-8
ネットキャッシュフロー(単位:10億ユーロ) 3–4


1アウディ グループを表すブランド グループ プログレッシブは、アウディ、ベントレー、ランボルギーニ、ドゥカティブランドから構成されています。本リリースでは、「アウディ グループ」、「ブランド グループ プログレッシブ」、「ブランドグループ」という用語は、同義語として使用されています。
22024年下半期以降、Cupra Terramarがフォルクスワーゲン グループ内での委託生産契約に基いて、アウディのジェール(Győr)工場で生産されており、これに応じて計上されています。

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